アクセスが拒否されました。アクセス許可が正しい場合にエラー メッセージが表示される
この記事では、アクセス許可が正しい場合の "アクセスが拒否されました" というエラー メッセージの解決策について説明します。
適用対象: Windows Server 2003
元の KB 番号: 250494
現象
NTFS ファイル システム ボリューム上のファイルにアクセスしようとすると、"アクセスが拒否されました" というエラー メッセージが表示されることがあります。 ファイルの NTFS アクセス許可は、ファイルにアクセスできることを示します。
原因
この動作は、別のユーザーがファイルを暗号化した場合に発生する可能性があります。 ファイルが暗号化されているかどうかを確認するには、この記事の「詳細情報」セクションを参照してください。
解決方法
この動作を解決するには、ファイルを暗号化したユーザーまたは指定された Recovery エージェントによって、ファイルの暗号化を解除する必要があります。 暗号化ファイル システム (EFS) を使用して暗号化されたファイルには、ファイル上の他のアクセス許可に関係なく、ファイルを暗号化したユーザーのみがアクセスできます。
状態
この動作は仕様です。
詳細情報
ファイルが暗号化されているかどうかを判断するには:
- Windows エクスプローラーを起動し、[表示] メニューの [詳細] をクリックして、フォルダーの内容の詳細を表示します。
- [ビュー] メニューの [列の選択] をクリックし、[属性] チェック ボックスを選択して現在のビューに [属性] 列を追加し、ファイル属性を表示します。
そのファイルの [属性] 列に "E" がある場合、ファイルは暗号化されます。