[ネットワークと共有センター] でネットワーク検出を有効にできない
この記事では、[ネットワークと共有センター] でネットワーク探索を有効にできない問題の解決策について説明します。
適用対象: Windows Server 2012 R2
元の KB 番号: 2722035
現象
Windows Server 2012 を実行しているコンピューターでネットワーク探索を有効にしようとするとします。 これを行うには、[ネットワークと共有センター] の共有の詳細設定を変更します。 ただし、変更は保存されません。 そのため、ネットワーク探索を有効にできません。 次の問題が発生します。
- ネットワーク共有を参照または検索できない。
- ローカル ネットワーク上の共有フォルダーを表示できない。
原因
この問題は、次のいずれかの理由で発生します。
- ネットワーク探索の依存関係サービスが実行されていない。
- Windows ファイアウォールまたはその他のファイアウォールでは、ネットワーク探索が許可されない。
解決方法
この問題を解決するには、次の手順を実行します。
次の依存関係サービスが開始されていることを確認します。
- DNS クライアント
- 機能探索リソース公開サービス
- SSDP 探索
- UPnP デバイス ホスト
次の手順に従って、ネットワーク探索を許可するように Windows ファイアウォールを構成します。
- [コントロール パネル] を開き、[システムとセキュリティ]、[Windows ファイアウォール] の順に選択します。
- 左側のウィンドウで、[Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可] を選択します。
- [設定の変更] を選択します。 管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
- [ネットワーク探索]、[OK] の順に選択します。
ネットワーク探索を許可するように、ネットワーク内の他のファイアウォールを構成します。
[ネットワークと共有センター] で [ネットワーク探索] を有効にします。