この記事では、Windows がハングするリモート レジストリ サービスのメモリ リークの問題の回避策について説明します。
Note
この問題は Windows 10 で修正されています。
適用対象: サポートされているバージョンの Windows Server と Windows クライアント
元の KB 番号: 3105719
現象
Windows ベースのコンピューターでは、予想よりも多くのシステム メモリとページ プール メモリが消費されていることがわかります。 このメモリ リークは、システムのアップタイムが約 10 分後に発生し、最終的にシステムがハングします。
さらに、PoolMon 分析では、Windows 通知機能 (WnF) タグが使用可能なすべてのページ プール メモリを消費していることを示す場合があります。
原因
この問題は、エンドポイント マッパー ロジック コンポーネントで発生します。
Note
リモート レジストリ サービスは、接続が 10 分間アイドル状態になった後に実行を停止するように設計されています。
これは、Windows での仕様上の動作です。
回避策
この問題を回避するには、次の手順に従ってください。
Windows キーを押しながら R キーを押して、実行コマンド ボックスを開きます。
「regedit.exe」 と入力し、Enter キーを押します。
次のレジストリ サブキーを見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\RemoteRegistry
詳細ウィンドウ (右側) で、 DisableIdleStop をダブルクリックします。
値を 00000001 に変更します。
Note
既定値は 000000000 です。
レジストリ エディターを終了します。