Windows を実行しているコンピューター上で休止状態を無効にする方法および再度有効にする方法

この資料では、Windows を実行しているコンピューターで休止状態を無効にしてから再度有効にする方法について説明します。

適用対象:Windows Server 2019、Windows 10 - すべてのエディション、Windows Server 2016、Windows 7 Service Pack 1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2008 R2 Service Pack 1
元の KB 番号: 920730

警告

休止状態を無効にし、ハイブリッド スリープ設定を有効にした状態で電源が切断されると、データが失われることがあります。 休止状態を無効にした場合、ハイブリッド スリープは機能しません。

休止状態を使用不能にする方法

  1. キーボードの [Windows] ボタンを押して、[スタート] メニューまたは [スタート] 画面を開きます。
  2. cmd を検索します。 検索結果の一覧で、[コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
  3. ユーザー アカウント制御からメッセージが表示される場合は、[続行] を選択します。
  4. コマンド プロンプトに powercfg.exe /hibernate off と入力し、Enter キーを押します。
  5. 「exit」と入力し、Enter キーを押して、[コマンド プロンプト] ウィンドウを閉じます。

休止状態を使用可能にする方法

  1. キーボードの [Windows] ボタンを押して、[スタート] メニューまたは [スタート] 画面を開きます。
  2. cmd を検索します。 検索結果の一覧で、[コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
  3. ユーザー アカウント制御からメッセージが表示される場合は、[続行] を選択します。
  4. コマンド プロンプトに powercfg.exe /hibernate on と入力し、Enter キーを押します。
  5. exit」と入力し、Enter キーを押して、コマンド プロンプト ウィンドウを閉じます。

詳細情報

Hiberfil.sys 隠しシステム ファイルは、オペレーティング システムがインストールされているドライブのルート フォルダーにあります。 このファイルは、Windows をインストールしたときに、Windows Kernel Power Manager によって予約されます。 このファイルのサイズは、コンピューターに搭載されているランダム アクセス メモリ (RAM) の量とほぼ同じです。

ハイブリッド スリープ設定を有効にしている場合、システム メモリのコピーは、Hiberfil.sys ファイルを使用してハード ディスク上に保存されます。 このファイルが存在しない場合は、コンピューターを休止状態にできません。

参照

[休止状態] オプションを [スタート メニュー] に追加するには、「PC のシャットダウン、スリープ、休止」の「休止状態」セクションを参照してください。

データ収集

Microsoft サポートの支援が必要な場合は、「展開関連の問題について TSS を使用して情報を収集する」に記載している手順に従って情報を収集することをお勧めします。