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管理者アカウントを無効にした後にコンピューターにアクセスする方法

Windows Server のローカル管理者アカウントを無効にして、組織のセキュリティ レベルを強化することができます。 さらに、既定のリモート インストール サービス (RIS) インストールでは、移行先コンピューターのローカル管理者アカウントが無効になります。

この記事では、ローカル管理者アカウントが無効になっている場合に、ローカル管理者アカウントを使用して Windows Server ベースのコンピューターにアクセスする方法について説明します。

元の KB 番号: 814777

セーフ モードを使用して Windows にログオンする

無効なローカル管理者アカウントを使用して Windows にログオンするには、Windows をセーフ モードで起動します。 管理者アカウントが無効になっている場合でも、セーフ モードで管理者としてログオンすることはできません。 セーフ モードで正常にログオンしたら、ローカル管理者アカウントを再度有効にしてから、通常モードで再度ログオンします。 これを行うには、次の手順を実行します。

  1. コンピューターを起動し、電源オンセルフテスト (POST) が完了したら F8 キーを押します。
  2. Windows の詳細オプションメニューから、方向キーを使用してセーフ モードを選択し、Enter キーを押します。
  3. 起動するオペレーティング システムを選択し、Enter キーを押します。
  4. 管理者として Windows にログオンします。 メッセージが表示された場合は、クリックして コンピューターが予期せずシャットダウンしました 一覧で項目を選択し、[ OK] をクリック
  5. Windows がセーフ モードで実行されていることを示すメッセージで、 OK をクリックします。
  6. Startをクリックし、Computer Managementを検索して開きます。
  7. [ユーザーとグループ展開しユーザーをクリックし、右側のウィンドウで Administrator を右クリックし、Properties をクリックします。
  8. [ アカウントが無効 ] チェック ボックスをオフにし、[ OK] をクリック

サーバーがドメイン コントローラーの場合、ローカル ユーザーとグループは Computer Management で使用できません。 管理者アカウントを有効にするには、次の手順に従います。

  1. ネットワークのサポートを使用して、コンピューターをセーフ モードで起動します。

  2. 管理者としてログオンします。

  3. Startをクリックし、Runをクリックし、「cmd」と入力して Enter キーを押します。

  4. コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力して Enter キーを押します。

    net user administrator /active:yes
    

回復コンソールを使用して Windows にログオンする

ローカル管理者アカウントが無効になっている場合でも、回復コンソールを使用してコンピューターにアクセスできます。 ローカル管理者アカウントを無効にしても、回復コンソールに管理者としてログオンできなくなります。