この記事では、マシンが通常モードで起動できない問題を解決し、セーフ モードで再起動し続ける手順について説明します。
元の KB 番号: 2543632
現象
コンピューターは通常モードで起動できず、セーフ モードで再起動し続けます。
原因
この問題は、 SAFEBOOT オプションが System 構成ユーティリティーの Boot タブでオンになっている場合に発生します。
解決方法
この問題を解決するには、次の手順に従います。
Windows 2003/Windows XP でのシステム構成ツールの使用:
手順 1: すべてのプログラムを閉じて、何も開いたまま、デスクトップにいないようにします。
手順 2: Start ボタンをクリックし、 Run をクリックします。
手順 3: 次の図に示すように、 Run フィールドに「 msconfig 」と入力します。
手順 4: OK ボタンを押すと、 System 構成ユーティリティ が起動します。 その後、次の画像のような画面が表示されます。
手順 5: BOOT をクリックします。上の図の赤いボックスで選択された [INI ] タブには、次の画像のような画面が表示されます。
手順 6: 上記の赤いボックスで指定された /SAFEBOOT のチェック ボックスをオフにします。 次に、 OK ボタンを押し、もう一度 OK ボタンを押します。 再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 Yesボタンを押すと、マシンは通常モードで起動できます。
Note
/SAFEBOOT オプションをオンにすると、次に示すように、Boot.ini ファイルに追加のエントリが表示されます。 /SAFEBOOT のチェック ボックスが表示された場合は、チェック ボックスを削除します。
このドキュメントでは主に Windows 2003 Server と Windows XP に焦点を当てていますが、この情報は Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、Windows Server 2008 R2 に適用されます。
Vista 以降を実行しているオペレーティング システムでは、ブート構成データ エディター (Bcdedit.exe) コマンド ライン ツールが便利です。
次のコマンドを実行すると、 /SAFEBOOT オプションが削除され、コンピューターが通常モードで起動します。
bcdedit /deletevalue {default} safeboot
管理コマンド プロンプトを開き、上記のコマンド bcdedit
実行します。 コマンド プロンプトでコマンドとオプションの詳細な情報を表示するには、「/? コマンドbcdedit.exe入力します。