デプロイされた ASP.NET アプリケーションのデバッグ

配置されたアプリケーションを Visual Studio を使用してデバッグするには、ASP.NET ワーカー プロセスにアタッチし、デバッガーからアプリケーションのシンボルにアクセスできるようにする必要があります。 また、アプリケーションのソース ファイルを見つけて開く必要があります。 詳細については、「シンボル (.pdb) とソース ファイルを指定する」、「方法: ASP.NET プロセスの名前を見つける」、および「システム要件」を参照してください。

警告

ASP.NET ワーカー プロセスにアタッチしてデバッグしている場合、ブレークポイントにヒットすると、そのワーカー プロセス内のすべてのマネージド コードが停止します。 ワーカー プロセス内のすべてのマネージド コードが停止すると、サーバーのすべてのユーザーの業務が停止する可能性があります。 運用サーバーでデバッグする場合は、事前に、実際の業務への影響について検討する必要があります。

ASP.NET ワーカー プロセスにアタッチする方法は、他のリモート プロセスにアタッチする場合と同じです。 アタッチしたときに正しいプロジェクトが開いていない場合、アプリケーションが中断するとダイアログ ボックスが表示されます。 このダイアログ ボックスでは、アプリケーションのソース ファイルの場所を指定するように求められます。 このダイアログ ボックスに指定するファイル名は、Web サーバー上のデバッグ シンボルで指定されているファイル名と一致する必要があります。 詳細については、実行中のプロセスへのアタッチに関するページを参照してください。 IIS でのリモート デバッグを設定するを参照してください。 リモートの IIS コンピューター上の ASP.NET のリモート デバッグします。

Note

多くの ASP.NET Web アプリケーションは、ビジネス ロジックまたはその他の有用なコードが格納されている DLL を参照します。 このような参照では、アプリのデプロイ時に、ローカル コンピューターから Web アプリケーションの仮想ディレクトリの \bin フォルダーに DLL がコピーされます。 デバッグ時には、Web アプリケーションが、ローカル コンピューターの DLL ではなく、仮想ディレクトリにある DLL のコピーを参照している点に注意してください。