IntelliTrace を使って配置後に問題を診断します (C#、Visual Basic)
この記事では、配置後の問題を診断するための推奨事項について説明します。
Azure DevOps、Visual Studio、Team Foundation Server 2017
Visual Studio 2017 およびそれ以降のバージョンには BuildInfo.config ファイルは含まれません。これは非推奨になったのちに削除されています。 このファイルは、配置された ASP.NET アプリで IntelliTrace を使用するために必要でした。 配置後にアプリをデバッグするには、次の方法のいずれかを使用します。
Azure に配置する場合は、Application Insights を使います。
IntelliTrace を使用する必要がある場合は、Visual Studio でプロジェクトを開いて、一致するビルドからシンボル ファイルを読み込みます。 [モジュール] ウィンドウからシンボル ファイルを読み込むか、 [ツール]>[オプション]>[デバッグ]>[シンボル] でシンボルを構成することができます。
IntelliTrace スタンドアロン コレクターを使用して、対象環境を変更することなく、リモート コンピューター上の Web、SharePoint、WPF、Windows フォーム アプリの IntelliTrace 診断データとメソッド データを収集することもできます。 ただし、スタンドアロン コレクターはパフォーマンスに大きな影響を与えるおそれがあります。 「IntelliTrace スタンドアロン コレクターの使用」を参照してください。
以前のバージョンの Team Foundation Server (ASP.NET)
ASP.NET アプリの場合、ビルド プロセスを設定して Web プロジェクトのビルド マニフェスト (BuildInfo.config ファイル) を作成し、このマニフェストをリリースに含めることができます。 このマニフェストには、特定のビルドを作成するために使用されたプロジェクト、ソース管理、およびビルド システムに関する情報が含まれます。 この情報は、IntelliTrace ログを開いて記録されたイベントを確認した後に、Visual Studio が対応するソースとシンボルを見つけるのに役立ちます。
詳しくは、「配置後の問題の診断」(Visual Studio 2015) を参照してください。
重要
Microsoft Monitoring Agent (MMA) と IntelliTrace の使用は、2024 年 8 月 31 日に Microsoft Monitoring Agent の有効期間が終了すると、サポートされなくなります。 詳しくは、「Log Analytics エージェントから Azure Monitor エージェントへの移行」を参照してください。
IntelliTrace を使って問題を見つける
記録されたイベントを確認し、IntelliTrace を使用してコードをデバッグするには、開発用コンピューターまたは別のコンピューターに Visual Studio Enterprise がインストールされている必要があります。 問題の診断に役立つ CodeLens、デバッガー マップ、コード マップなどのツールを使用することもできます。
IntelliTrace を実際に使って問題を調査する場合は、「問題を見つける」で詳細な手順を確認してください。