Visual C++ では、シンボル _DEBUG を定義してプログラムをコンパイルすると、アサーションなどのデバッグ機能が有効になります。 _DEBUG は、次のいずれかの方法で定義できます。
ソース コードで #define _DEBUG を指定します。または
/D_DEBUG コンパイラ オプションを指定します。 (ウィザードを使用して Visual Studio のプロジェクトを作成した場合は、デバッグ構成で /D_DEBUG が自動的に定義されます。)
_DEBUG を定義すると、コンパイラでは #ifdef _DEBUG と
#endif
で囲まれたコードのセクションがコンパイルされます。MFC プログラムのデバッグ構成は、MFC ライブラリのデバッグ バージョンとリンクする必要があります。 MFC ヘッダー ファイルによって、_DEBUG や _UNICODE など、定義済みのシンボルに基づいて、リンクする MFC ライブラリの適正なバージョンが決定されます。 詳細については、「MFC ライブラリのバージョン」を参照してください。