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IDebugCodeContext2

このインターフェイスは、コード命令の開始位置を表します。 現在、ほとんどの実行時のアーキテクチャでは、コード コンテキストはプログラムの実行ストリームのアドレスと考えることができます。

構文

IDebugCodeContext2 : IDebugMemoryContext2

実装側の注意

デバッグ エンジンは、コード命令の位置をドキュメントの位置と関連付けるために、このインターフェイスを実装します。

呼び出し元に関する注意事項

多くのインターフェイスのメソッドは、このインターフェイス (通常は GetCodeContext) を返します。 また、IDebugDisassemblyStream2 インターフェイスおよびブレークポイントの解決情報でも広く使用されています。

Vtable 順序のメソッド

このインターフェイスは、IDebugMemoryContext2 インターフェイスのメソッドに加えて、次のメソッドを実装します。

メソッド 説明
GetDocumentContext アクティブなコード コンテキストに対応するドキュメント コンテキストを取得します。
GetLanguageInfo このコード コンテキストの言語情報を取得します。

解説

IDebugCodeContext2 インターフェイスと IDebugMemoryContext2 インターフェイスの主な違いは、IDebugCodeContext2 が常に命令に沿っていることです。 これは、IDebugCodeContext2 が常に命令の先頭を指すのに対し、IDebugMemoryContext2 は実行時のアーキテクチャのメモリの任意のバイトを指す場合があることを意味します。 IDebugCodeContext2 は、基本ストレージ サイズ (通常はバイト) ではなく、命令によってインクリメントされます。

要件

ヘッダー: msdbg.h

名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop

アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll

関連項目