このインターフェイスは、プロセスが実行されているサーバーに関する情報にアクセスできるようにします。
構文
IDebugCoreServer3 : IDebugCoreServer2
実装側の注意
Visual Studio により、このインターフェイスが実装されます。
呼び出し元に関する注意事項
IDebugCoreServer2 インターフェイスからこのインターフェイスを取得するには、QueryInterface を使用します。 GetServer の呼び出しで、このインターフェイスを返すこともできます。 このインターフェイスは、多くの場合、カスタム ポート供給業者がサーバー (ローカルまたはリモート) でプログラムを起動するために使用されます。
Vtable 順序のメソッド
このインターフェイスは、IDebugCoreServer2 インターフェイスのメソッドに加えて、次のメソッドを実装します。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| GetServerName | サーバーの名前を取得します。 |
| GetServerFriendlyName | サーバー名のフレンドリ バージョンを取得します |
| EnableAutoAttach | プロセスが開始されたときに自動的にプロセスにアタッチするように、特定のデバッグ エンジンに指示します。 |
| DiagnoseWebDebuggingError | 自動アタッチに失敗した場合に、特定のエラー コードを取得します。 |
| CreateInstanceInServer | サーバー上にデバッグ エンジンのインスタンスを作成します。 |
| QueryIsLocal | サーバーが呼び出し元と同じマシン上にあるかどうかを示すフラグを取得します。 |
| GetConnectionProtocol | サーバーとの通信に使用されているプロトコルを示す値を取得します。 |
| DisableAutoAttach | このサーバーが認識しているすべてのデバッグ エンジンのすべての自動アタッチ設定を無効にします。 |
解説
カスタム ポート供給業者は、Event の呼び出しで IDebugCoreServer2 インターフェイスを受け取ります。 IDebugCoreServer3 インターフェイスは、そのインターフェイスから取得できます。
要件
ヘッダー: msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll