このインターフェイスは、シンボルの別の場所と JustMyCode の状態をサポートするモジュールを表します。
構文
IDebugModule3 : IDebugModule2
実装側の注意
デバッグ エンジン (DE) では、シンボルの別の場所をサポートしたり、JustMyCode の状態を操作したりするために、このインターフェイスを実装します ("JustMyCode" の定義については、「Visual Studio デバッガーの用語集」を参照してください)。
呼び出し元に関する注意事項
GetSymbolSearchInfo を呼び出すと、このインターフェイスが返されます。 DE では、Event メソッドを使用して、IDebugSymbolSearchEvent2 インターフェイスをセッション デバッグ マネージャー (SDM) に送信します。 また、IDebugModule2 インターフェイスで QueryInterface を呼び出すと、このインターフェイスが返されます。
Vtable 順序のメソッド
このインターフェイスには、IDebugModule2 インターフェイスのメソッドに加えて、次のメソッドが実装されています。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| GetSymbolInfo | シンボルを検索したパスの一覧と、各パスの検索結果を返します。 |
| LoadSymbols | 現在のモジュールのシンボルを読み込んで初期化します。 |
| IsUserCode | モジュールがユーザーコードを表すかどうかを指定するフラグを返します。 |
| SetJustMyCodeState | モジュールがユーザー コードと見なされるかどうかを指定します。 |
解説
Visual Studio は、このインターフェイスの一般的なコンシューマーです。
要件
ヘッダー: msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll