このインターフェイスは、デバッグできるプログラムを表します。
構文
IDebugProgramNode2 : IUnknown
実装側の注意
デバッグ エンジン (DE) またはカスタム ポート サプライヤーでは、このインターフェイスを実装して、デバッグできるプログラムを表します。 通常、このインターフェイスは IDebugProgram2 インターフェイスを実装するのと同じオブジェクトに実装されます。 このインターフェイスは、PublishProgramNode を呼び出すことによって Visual Studio に登録されます。
呼び出し元に関する注意事項
このインターフェイスを返すには、GetProviderProgramNode を呼び出します。 カスタム ポート サプライヤーでは、AddProgramNode への呼び出しによってこのインターフェイスを受け取ります。 DE では、Attach への呼び出しによってこのインターフェイスを受け取ります。
Vtable 順序のメソッド
次の表に、IDebugProgramNode2 のメソッドを示します。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| GetProgramName | プログラムの名前を取得します。 |
| GetHostName | プログラムをホストしているプロセスの名前を取得します。 |
| GetHostPid | プログラムをホストしているプロセスのシステム プロセス ID を取得します。 |
| GetHostMachineName_V7 | 非推奨です。 使用しないでください。 |
| Attach_V7 | 非推奨です。 使用しないでください。 別の方法については、IDebugProgramNodeAttach2 インターフェイスを参照してください。 |
| GetEngineInfo | このプログラムが実行されている DE の名前と ID を取得します。 |
| DetachDebugger_V7 | 非推奨です。 使用しないでください。 |
解説
通常、セッション デバッグ マネージャー (SDM) では、GetProviderProgramNode を呼び出してこのインターフェイスを取得します。
要件
ヘッダー: Msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll