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エンコードと行末

特殊文字は、コード、ファイル データ、およびプログラム出力の書式設定に一般的に使用されます。 タブ キーを使用して、1 行の間隔を制御したり、ソフト改行またはハード改行を適用して複数行のデータを書式設定したりできます。 Visual Studio では、特定の文字が改行または区切り記号として解釈されます。 次の表に、認識される文字とそれに対応する Unicode 値を示します。

文字 説明 Unicode 値
CR LF 復帰と改行 000D + 000A
LF 改行 000A
NEL 次の行 0085
LS 行区切り 2028
PS 段落区切り記号 2029

別のファイルまたはアプリケーションからテキストをコピーすると、コピーされた値に元のエンコード文字と改行文字が保持されます。 たとえば、メモ帳ファイルからコピーして Visual Studio ファイルに貼り付けたテキストは、メモ帳に適用された元の設定を使用します。 認識できない改行文字を含むファイルを開くと、一貫性のない文字を正規化するための指示が Visual Studio によって求められる場合があります。 インポートしたデータに適用する改行の種類を指定する必要がある場合もあります。

特殊文字のエンコードを構成する

データに適用する改行文字の種類は、[保存オプションの詳細設定] ダイアログ 使用して指定できます。 Visual Studio では、プロジェクト ファイルを保存するときに目的のエンコードが適用されます。

Visual Studio の [保存オプションの詳細設定] ダイアログのスクリーンショット。

[高度な保存オプション] ダイアログは、[ファイル]>[<ファイル名> に名前を付けて保存] を選択した場合に使用できます。 [ファイル名を付けて保存] ダイアログで、[保存] ドロップダウン リストを展開して [エンコード付きで保存] を選びます。

Visual Studio で [エンコードを使用して保存] オプションを選択する方法を示すスクリーンショット。

ファイル メニューに 保存オプション コマンドを直接配置して、簡単にアクセスすることもできます。

  1. Visual Studio ツール バーの [ツール] >[のカスタマイズ]選択します。
  2. [カスタマイズ] ダイアログ ボックスで [コマンド] タブを選択します。
  3. [メニュー バー オプションを選択し、対応するドロップダウン リストで [ファイル ] を選択し、[コマンド 追加] を選択します。
  4. [コマンドの追加] ダイアログの [カテゴリ] で、[ファイル] を選択します。
  5. [コマンド] の一覧で、[保存オプションの詳細設定] 選択し、[OK] 選択します。
  6. [ カスタマイズ]ダイアログ ボックスで、[保存オプションの詳細設定]コマンドを 選択し、[上へ移動] を使用し、[下へ移動]アクションを して、メニュー内のコマンドの位置を変更します。
  7. [閉じる] を選んで、メニューの変更を適用します。

詳細については、「メニューとツールバーのカスタマイズ」を参照してください。

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