複数のスタートアップ プロジェクトを設定する

Visual Studio では、F5 キー ([デバッグありで開始])、または Ctrl+F5 キー ([デバッグなしで開始]) を押したとき、または、ツール バーのボタンを使用してアプリケーションを起動するときに、複数のプロジェクトを実行する方法を指定できます。 このようにして、デバッグ セッションやローカルでの実行およびテストの際に、相互依存している複数のサイト、アプリ、サービスを起動し、正常に動作させることができます。

一部のプロジェクト テンプレートには、既に起動時に開始されるように構成されている複数のプロジェクトが含まれています。たとえば、React and ASP.NET Core プロジェクト タイプには、 クライアント側の JavaScript プロジェクトとサーバー側の ASP.NET Core プロジェクトが含まれており、その両方が起動時に開始されます。

複数のスタートアップ プロジェクトを設定するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、ソリューション (最上位ノード) を選びます。

  2. ソリューション ノードのコンテキスト (右クリック) メニューを選択し、[プロパティ] を選択します。 [ソリューション プロパティ ページ] ダイアログ ボックスが表示されます。

    Solution Property Pages

  3. [共通プロパティ] ノードを展開し、[スタートアップ プロジェクト] を選択します。

  4. [マルチ スタートアップ プロジェクト] オプションを選択し、適切なアクションを設定します。

Docker Compose の使用

ローカル コンピューター上でコンテナー化されていないプロジェクトを起動するのに Docker Compose を使用している場合、別の方法を使用して (起動プロファイル)、複数のプロジェクトを開始します。

次の例は、3 つのプロジェクト (フロントエンド Web サイト、Web API プロジェクト、Docker Compose プロジェクト) を含むソリューション WebFrontEndA を示しています。 次のスクリーンショットは、3 つのプロジェクトのうち 2 つを開始する方法を示しています。1 つはデバッグありで、もう 1 つはなしです。

Screenshot of the Solution Property Pages.

この例とその他の Docker Compose シナリオでは、単一のスタートアップ プロジェクトとして docker-compose を選択した場合、開始するプロジェクトまたはサービスを指定するには別の方法を使用します。 Docker Compose の起動プロファイルを使用して、開始するサービスと、デバッガーをアタッチするかどうかを決定します。Visual Studio には、それを構成するための別のダイアログがあります。 サービスのサブセットの開始に関するページを参照してください。 ソリューション プロパティ ページ ダイアログは、コンテナー化されていないソリューションの場合、またはスタートアップの管理に Docker Compose を使用して "いない" 場合にのみ使用されます。