Alias コマンド

完全なコマンド、完全なコマンドと引数、または他のエイリアスに対して新しいエイリアスを作成します。

ヒント

引数を指定せずに「>alias」と入力すると、現在のエイリアスとその定義が一覧表示されます。

構文

Tools.Alias [/delete] [/reset] [aliasname] [aliasstring]

引数

aliasname
省略可能。 新しいエイリアスの名前。 aliasname の値を指定しない場合は、現在のエイリアス一覧とその定義が表示されます。

aliasstring
省略可能。 完全なコマンド名または既存のエイリアスと、エイリアスとして作成する任意のパラメーター。 aliasstring の値を指定しない場合は、指定したエイリアスの名前と文字列が表示されます。

スイッチ

/delete または /del または /d
省略可能。 指定したエイリアスを削除し、オート コンプリートから除外します。

/reset
省略可能。 定義済みエイリアスの一覧を元の設定に戻します。 つまり、定義済みエイリアスをすべて復元し、ユーザー定義のエイリアスをすべて削除します。

解説

エイリアスはコマンドを表すため、コマンド ラインの先頭に指定する必要があります。

このコマンドを実行するときは、エイリアスの後ではなく、コマンドの直後にスイッチを置く必要があります。そうしないと、スイッチ自体がエイリアスの文字列の一部として取り込まれます。

/reset スイッチを指定すると、エイリアスを復元する前に確認メッセージが表示されます。 /reset には省略形はありません。

次の例では、Edit.MakeUpperCase という完全なコマンドに対し、upper という新しいエイリアスを作成します。

>Tools.Alias upper Edit.MakeUpperCase

エイリアス upper を削除するコードは次のとおりです。

>Tools.alias /delete upper

現在のすべてのエイリアスの一覧とその定義を表示するコードは次のとおりです。

>Tools.Alias

関連項目