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[オプション] ダイアログ ボックス: プロジェクトおよびソリューション > ビルド/実行

このダイアログ ボックスで、同時にビルドできる C++ または C# のプロジェクトの最大数、特定の既定のビルドの動作、およびいくつかのビルドのログ設定を指定できます。 これらのオプションにアクセスするには、[ツール]>[オプション] を選択し、[プロジェクトおよびソリューション] を展開してから、[ビルド/実行] を選択します。

並行してビルドするプロジェクトの最大数

同時にビルドできる C++ および C# のプロジェクトの最大数を指定します。 ビルド プロセスを最適化するため、並列プロジェクトのビルドの最大数が、コンピューターの CPU 数に自動的に設定されます。 最大の は 32 です。

実行時に、スタートアップ プロジェクトおよび依存関係のみをビルドする

F5 キー、[デバッグ]>[デバッグの開始] メニュー コマンド、または [ビルド] メニューの適切なコマンドを使用する場合は、スタートアップ プロジェクトとその依存関係のみがビルドされます。 何も選択しないと、すべてのプロジェクトと依存関係がビルドされます。

実行時に、プロジェクトが最新の状態でないとき

"C++ プロジェクトのみに適用されます。"

F5 キーを押すか、[デバッグ]>[デバッグの開始] コマンドを選択してプロジェクトを実行するとき、プロジェクトの構成が最新の状態でない場合には、既定の設定である [ビルドするかどうかを確認する] によってメッセージが表示されます。 実行のたびにプロジェクトをビルドするには、[常にビルドする] を選択します。 プロジェクト実行時のすべての自動ビルドを抑止するには、[ビルドしない] を選択します。

実行時に、ビルドまたは配置のエラーが発生したとき

"C++ プロジェクトのみに適用されます。"

F5 キーを押すか、[デバッグ]>[デバッグの開始] コマンドを選択してプロジェクトを実行するとき、ビルドが失敗してもプロジェクトを実行する必要がある場合は、既定の設定である [起動するかどうかを確認する] によってメッセージが表示されます。 [古いバージョンを起動する] を選択すると、最新の正常なビルドが自動的に起動されます。この結果として、実行コードとソース コードとの間に不一致が生じる可能性があります。 メッセージを抑止するには、[起動しない] を選択します。

新しいソリューションでは現在選択されているプロジェクトをスタートアップ プロジェクトとして使用する

このオプションを設定すると、新しいソリューションでは現在選択されているプロジェクトがスタートアップ プロジェクトとして使用されます。

MSBuild プロジェクト ビルドの出力の詳細

ビルド プロセスから [出力] ウィンドウに表示される情報量を決定します。

MSBuild プロジェクト ビルド ログ ファイルの詳細

"C++ プロジェクトのみに適用されます。"

ビルド ログ ファイルに書き込まれる情報量を決定します。ビルド ログ ファイルは、\<ProjectName>\Debug\<ProjectName>.log にあります。

低いプロセス優先度でビルドを実行する

オペレーティング システムで管理されるように、すべてのコンパイルとリンクのプロセスを "通常より低い" 優先順位で実行するように Visual Studio に指示します。 このオプションを選択すると、ビルドの実行中のコンピューターの応答性が向上しますが、ビルドの完了にかかる時間は長くなります。 Windows でのプロセス優先度のしくみについては、「優先度のスケジュール設定」を参照してください。

関連項目