Visual Basic コード ファイルの IntelliSense

Visual Basic ソース コード エディターでは、次の IntelliSense 機能が提供されます。

構文のヒント

構文のヒントには、入力中のステートメントの構文が表示されます。 これは、Declare などのステートメントで役立ちます。

自動補完

  • さまざまなキーワードの補完

    たとえば、goto とスペースを入力した場合、IntelliSense ではドロップダウン メニューに定義されたラベルのリストが表示されます。 その他のサポートされているキーワードには、ExitImplementsOption、および Declare が含まれます。

  • Enum および Boolean での補完

    ステートメントが列挙型のメンバーを参照する場合、IntelliSense では Enum のメンバーのリストが表示されます。 ステートメントが Boolean を参照する場合、IntelliSense では true-false ドロップダウン メニューが表示されます。

既定で補完機能を無効にするには、[Visual Basic] フォルダーの [全般] プロパティ ページで、[自動メンバー表示] の選択を解除します。

[メンバーの一覧] または [入力候補] を呼び出すか、Alt+キーを押して、補完機能を手動で起動することができます。 詳細については、IntelliSense の使用に関するページを参照してください。

ゾーン内の IntelliSense

ゾーン内の IntelliSense は、ClickOnce を使用してアプリケーションを配置する必要があり、部分信頼設定に制限された Visual Basic 開発者を支援します。 この機能を使用すると、次のことが可能になります。

  • アプリケーションを実行するアクセス許可を選択する。

  • [メンバーの一覧] で選択したゾーンの API を使用可能なものとして表示し、追加のアクセス許可が必要な API を使用できないものとして表示する。

詳細については、「ClickOnce アプリケーションのコード アクセス セキュリティ」を参照してください。

フィルター処理されたコンプリート リスト

Visual Basic の IntelliSense コンプリート リストには、リストの下部近くに 2 つのタブ コントロールがあります。 既定で選択されている [よく使われる候補] タブには、作成しているステートメントを完成するために最もよく使われる項目が表示されます。 [すべて] タブには、[よく使われる候補] タブに表示されている項目も含めて、オート コンプリートで使用可能なすべての項目が表示されます。