Modeling SDK for Visual Studio を使用すると、Visual Studio に統合できる強力なモデルベースの開発ツールを作成できます。 同様に、1 つ以上のモデル定義を作成し、それらを一連のツールに統合できます。
MSDK の中核となるのは、ビジネス領域の概念を表すために作成するモデルの定義です。 図形式ビュー、コードやその他の成果物を生成する機能、モデルを変換するためのコマンド、Visual Studio でコードやその他のオブジェクトを操作する機能など、さまざまなツールでモデルを囲むことができます。 モデルを開発するときに、それを他のモデルやツールと組み合わせて、開発を中心とした強力なツールセットを形成できます。
MSDK を使用すると、ドメイン固有言語 (DSL) の形式でモデルをすばやく開発できます。 まず、特殊なエディターを使用して、グラフィカル表記と共にスキーマまたは抽象構文を定義します。 この定義から、VMSDK は次を生成します。
トランザクション ベースのストアで実行される厳密に型指定された API を使用したモデル実装。
ツリー ベースのエクスプローラー。
ユーザーが定義したモデルまたはその一部を表示できるグラフィカル エディター。
読み取り可能な XML でモデルを保存するシリアル化メソッド。
テキスト テンプレートを使用してプログラム コードやその他の成果物を生成するための機能。
これらのすべての機能をカスタマイズして拡張できます。 拡張機能は、DSL 定義を更新し、拡張機能を失うことなく機能を生成し直すことができるような方法で統合されています。
注
テキスト テンプレート変換コンポーネントは、Visual Studio 拡張機能開発ワークロードの一部として自動的にインストールされます。 SDK、ライブラリ、フレームワーク カテゴリの下にある Visual Studio インストーラーの [個々のコンポーネント] タブからインストールすることもできます。 [個々のコンポーネント] タブから Modeling SDK コンポーネントをインストールします。