Visual Studio Visualization and Modeling SDK では、カスタム コードを使用して生成されるデザイナーの背景イメージを設定できます。
背景画像を設定する
生成されるデザイナーの背景イメージを設定するには
図の背景として使用するイメージ ファイルを、現在のプロジェクトの Dsl\Resources ディレクトリにコピーします。
ソリューション エクスプローラーで Dsl\Resources フォルダーを右クリックし、[追加] をポイントしてから [既存の項目] をクリックします。
[既存項目の追加] ダイアログ ボックスで Dsl\Resources フォルダーを参照します。
[ファイルの種類] ボックスの一覧で、[イメージ ファイル] をクリックします。
ディレクトリにコピーしたイメージ ファイルをクリックしてから、[追加] をクリックします。
Dsl を右クリックし、[プロパティ] をクリックして Dsl プロジェクトのプロパティを開きます。
[リソース] タブで、[このプロジェクトには既定のリソース ファイルが含まれていません。ファイルを作成するには、ここをクリックしてください。] をクリックします。
ソリューション エクスプローラーからリソース ウィンドウに画像をドラッグして、イメージ ファイルをリソース ファイルに追加します。
[ファイル] メニューを開き、プロジェクトのプロパティを保存するオプションをクリックします。
ファイル Dsl\Properties\Resources.resx が存在しており、その下に Resources.Designer.cs ファイルがあることを確認します。
Resources.Designer.cs がない場合は、ソリューション エクスプローラーで Resources.resx ファイルをクリックします。
[プロパティ] ウィンドウで、
Custom Tool
プロパティをResXFileCodeGenerator
に設定します。ソリューション エクスプローラーで Dsl プロジェクトを右クリックし、[追加] をポイントして [新しいフォルダー] をクリックします。
フォルダーに Custom という名前を指定します。
Custom フォルダーを右クリックし、[追加] をポイントしてから [新しい項目] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスの [テンプレート] ボックスの一覧で、[コード ファイル] をクリックします。
[名前] ボックスに「
BackgroundImage.cs
」と入力して、[追加] をクリックします。次のコードを BackgroundImage.cs ファイルにコピーし、名前空間、図クラス名、およびイメージ ファイル リソース名を調整します。
"MyDiagramClass" を、Dsl\GeneratedCode\Diagrams.cs で定義されている図の部分クラスの名前に置き換えます。 Dsl\GeneratedCode\Diagrams.cs ファイルから正しい名前空間を取得することもできます。
using System; using Microsoft.VisualStudio.Modeling.Diagrams; // Fix the namespace: namespace Fabrikam.MyLanguage { // Fix the Diagram Class name - get it from GeneratedCode\Diagram.cs public partial class Language29Diagram { protected override void InitializeInstanceResources() { // Fix the Resources namespace and the Image resource name: ImageField backgroundField = new ImageField("background", Fabrikam.MyLanguage.Properties.Resources.MyPicture); backgroundField.DefaultFocusable = false; backgroundField.DefaultSelectable = false; backgroundField.DefaultVisibility = true; backgroundField.DefaultUnscaled = false; shapeFields.Add(backgroundField); backgroundField.AnchoringBehavior .SetTopAnchor(AnchoringBehavior.Edge.Top, 0.01); backgroundField.AnchoringBehavior .SetLeftAnchor(AnchoringBehavior.Edge.Left, 0.01); backgroundField.AnchoringBehavior .SetRightAnchor(AnchoringBehavior.Edge.Right, 0.01); backgroundField.AnchoringBehavior .SetBottomAnchor(AnchoringBehavior.Edge.Bottom, 0.01); base.InitializeInstanceResources(); } } }
プログラム コードを使用したモデルのカスタマイズの詳細については、「プログラム コードでのモデルのナビゲーションと更新」を参照してください。
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Note
テキスト テンプレート変換コンポーネントは、Visual Studio 拡張機能の開発ワークロードの一部として自動的にインストールされます。 また、 [SDK、ライブラリ、およびフレームワーク] カテゴリの下にある Visual Studio インストーラーの [個別のコンポーネント] タブからインストールすることもできます。 [個別のコンポーネント] タブから Modeling SDK コンポーネントをインストールします。