Visual Studio 2013 の対象プラットフォームと互換性
システム要件
Microsoft Visual Studio 2012 から Visual Studio 2013 にアップグレードする場合、ハードウェア要件を追加しなくても、パフォーマンスが向上した、新しい簡素化された環境を利用することができます。 これらの主な拡張機能のいくつかは、最新バージョンの Windows にしか存在しない機能を利用するため、サポートされているオペレーティング システムにアップグレードする必要がある場合があります。
Visual Studio 2015 のシステム要件は、「Visual Studio 2013 System Requirements」 (Visual Studio 2013 のシステム要件) のページで確認することができます。
対象となるプラットフォーム
Visual Studio は、最新のプラットフォームの機能を利用するアプリを作成するための最先端のツールとテクノロジを提供します。 Visual Studio 2013 は、Windows XP や Windows Server 2003 などの以前のプラットフォームも対象とします。したがって、以前のバージョンの Windows 上で実行される新規アプリを作成するときや、既存アプリを最新化するときにも、Visual Studio 2013 の拡張開発ツール、品質向上、チーム コラボレーションの機能を利用できます。 詳細については、「プロジェクト参照の管理」および「Visual Studio のマルチ ターゲットの概要」を参照してください。
Visual Studio 2013 の Windows デスクトップ開発サポート
対象のプラットフォーム 1 | ネイティブ コード開発 | マネージド コード開発 |
---|---|---|
Windows 8.1 | ✔️ 2 | ✔️ 2 |
Windows 8 | ✔️ 2 | ✔️ 2 |
Windows 7 | ✔️ | ✔️ |
Windows Vista | ✔️ 5 | ✔️ 5 |
Windows XP | ✔️ 4 | ✔️ 4, 5 |
Windows Server 2012 R2 | ✔️ 2 | ✔️ 2 |
Windows Server 2012 | ✔️ | ✔️ |
Windows Server 2008 R2 | ✔️ | ✔️ |
Windows Server 2008 | ✔️ | ✔️ |
Windows Server 2003 | ✔️ 3, 5 | ✔️ 4, 5 |
脚注:
- Visual Studio が一覧にあるプラットフォームをサポートするのは、そのプラットフォームで利用できる最新のサービス パックとともに使用された場合です。 詳細については、「Microsoft サポート ライフサイクル」のページを参照してください。
- WinJS 開発を含む、Windows ストア アプリ開発のための Visual Studio 2013 のサポートについては、次の表を参照してください。
- Visual Studio 2010 のサイドバイサイド インストールが必要です。 詳細については、「A Look Ahead at the Visual Studio 2012 Product Lineup and Platform Support (Visual Studio 2012 の製品ラインアップとプラットフォーム サポートの先読み)」を参照してください
- Visual Studio のマネージド マルチターゲットを使用する必要があります
- 対象となるプラットフォームでは、リモート デバッグとプロファイリングのツールは使用できません。
Windows ストア アプリ、Windows Phone 開発のための Visual Studio 2013 のサポート
Windows ストアおよび Windows Phone のアプリは、次のエディションの Visutal Studio 2013 で作成することができます。
Visual Studio 2013 エディション | 開発用にインストールされている OS | Windows 8.1 用 Windows ストア アプリ | Windows Phone 8.1 アプリ | Windows 8 用 Windows ストア アプリ | Windows Phone 8 アプリ |
---|---|---|---|---|---|
Express for Windows | Windows 8.1 | ✔️ 1 | ✔️ | サポートされていません 2 | ✔️ 5, 6, 7 |
Ultimate、Premium、Professional | Windows 8.1 | ✔️ 1 | ✔️ | サービスあり 1, 2, 3 | ✔️ 4, 7 |
Ultimate、Premium、Professional | Windows Server 2012 R2 | ビルドのみ 1 | ビルドのみ | ビルドのみ | ビルドのみ |
Ultimate、Premium、Professional | Windows 8 | サポートされていません | サポートされていません | サポートされていません | ✔️ 4 |
Ultimate、Premium、Professional | Windows Server 2012 | サポートされていません | サポートされていません | サポートされていません | ビルドのみ |
脚注:
- Windows 8.1 のリモート デバッグのサポートが含まれます。
- Visual Studio 2013 では、Windows 8 から Windows 8.1 への Windows ストア アプリ プロジェクトの移行をサポートします。
- Windows 8.1 および Windows 8 のリモート デバッグも含めて、Visual Studio 2013 では、既存の Windows 8 プロジェクトの保守を行うことができます。 Visual Studio 2012 を使用すると、Windows 8 の新しいプロジェクトを作成できます。
- Visual Studio 2013 では、Windows Phone 7 および 7.5 プロジェクトの Windows Phone 8 への移行をサポートします。
- Visual Studio 2013 更新プログラム 2 以降が必要です。
- Windows Phone エミュレーターがオンデマンドでインストールされています。
- Windows Phone 8 プロジェクトの Windows Phone Silverlight 8.1 への移行をサポートしています。
以前のリリースとの互換性
Windows 8.1 と Windows Phone 8.1 の Windows ストア アプリ プロジェクトは、以前のバージョンの Visual Studio で開くことができません。
Visual Studio 2013 は、Visual Studio 2012 とともにインストールして使用することができます。 Windows 8.1 にインストールしても、Visual Studio 2012 は、Windows 8 および Windows Phone 8 用 Windows ストア アプリの作成を引き続きサポートします。 さらに、Visual Studio 2012 更新プログラム 3 には、Visual Studio 2012 と Visual Studio 2013 のプロジェクトの互換性のための機能強化が含まれていて、Windows 8.1 での Visual Studio 2012 の互換性の問題を解決します。
.NET 4.5.1 は、.NET 4 および .NET 4.5 に対する互換性の高いインプレース更新です。
詳細については、「Visual Studio 2013 の互換性」を参照してください。
アップグレード パス
サポートされるアップグレード パスに従えば、Visual Studio ソース、ソリューション、およびプロジェクト ファイルは引き続き動作します。ただし、ソースにいくつかの変更を加えることになります。 リリース間のバイナリ互換性は保証できませんが、更新を支援するために、重要な変更はできる限り文書化します。
サポート対象:
- Visual Studio Team Foundation Server (および Express) 2012 (RTM またはいずれかの更新プログラム) から Visual Studio Team Foundation Server (および Express) 2013 へのアップグレード
- Visual Studio Team Foundation Server (および Express) 2010 から Visual Studio Team Foundation Server (および Express) 2013 へのアップグレード
アセットの繰り越し
サポートされるアップグレード パスに従えば、Visual Studio Team Foundation Server のすべてのデータ (作業項目、ソース ファイル、テストおよびテスト結果、ビルド、ウェアハウス データ) が繰り越されます。 ただし、サポートされるアップグレード パスに従う場合でも、新しいリリースにアップグレードする前には、データをバックアップして保護するための適切な手段を講じる必要があります。