Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージは、最初に同梱されている Visual Studio のバージョンの製品ライフサイクルに従います。 詳細については、サポートされる最新バージョンの Visual C のダウンロードの一覧を参照してください。
基になる Visual Studio 製品ライフサイクルを超えても、セキュリティ修正プログラムのためにのみ、それに依存する Microsoft 製品のコンテキストと期間に限って、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが引き続きサポートされる場合がいくつかあります。 そのようなインスタンスの 1 つが、SQL Server、Windows Server、Microsoft Office のような他の Microsoft 製品で Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが頒布される場合です。 そのようなインスタンスのもう 1 つが、Visual Studio Tools for Office または Visual Basic for Applications のサポート対象バージョンと連携して Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが使用される場合です。 サード パーティ製アプリケーションに関しては、基になる Visual Studio ライフ サイクルを超えるか、上記で挙げた内容に該当しない Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージはサポートしません。 サポートについては、親製品のサポート チームにお問い合わせください。
注意
セキュリティ スキャナーなど、再頒布可能パッケージに有効期限切れのフラグを設定するサード パーティ製品もあります。 サポートが継続している Microsoft 製品によって Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされている場合、再頒布可能パッケージはその製品に対する Microsoft のコンポーネント ポリシーによってサポートされています。
MSVC (C++) ツールセット
Visual Studio 2017 以降の MSVC ツールセット (C++ コンパイラを含む) は、後続の Visual Studio のバージョンに同梱される場合も、最初に同梱された Visual Studio のバージョンに対する製品ライフサイクルに従います。 たとえば、"MSVC v141 - VS 2017 C++ x64/x86 ビルド ツール (v14.16)" は Visual Studio 2017 のサポート ライフサイクルに従い、"MSVC v142 - VS 2019 C++ x64/x86 ビルド ツール (v14.20)" は Visual Studio 2019 のサポート ライフサイクルに従います。 Visual Studio 2015 以前では、Visual C++ ツールセットは、同梱された Visual Studio のバージョンのライフサイクルに従ってサポートされます。
Visual Studio Tools for Office ランタイム
Visual Studio 2010 Tools for Office ランタイム (VSTO ランタイム) は、Visual Studio および Microsoft Office の各種バージョンに付属していて、親製品のサポート ライフサイクルに従います。 VSTO ランタイムのサポート ライフサイクルの詳細については、「Visual Studio Tools for Office ランタイムのライフサイクル ポリシー」を参照してください。
Visual Studio サービスでカバーされないコンポーネント
Visual Studio および Visual Studio for Mac には、多数のコンパイラ、言語、ランタイム、環境、およびその他のリソースまたはツールが含まれているため、さまざまなプラットフォームで開発できます。 Visual Studio のお客様に便利にお使いいただくために、下記のリストに含まれるコンポーネントは Visual Studio と共にインストールされる場合があり、独自のライセンスとサービス、サポート、およびライフサイクルのポリシーが適用されます。 Visual Studio チームではこれらのコンポーネントの CVE をレビューし、Visual Studio で使用される脆弱性を構成するかどうかを判断し、Visual Studio のサポート ポリシーに従ってそれらに対処します。 このリストでは、独自のポリシーによって管理される Visual Studio で使用されるコンポーネントのリスト全体は示されていませんが、最も使用されているものを取り上げることを目的としていることに注意してください。
Visual Studio によりインストールされ、ライフサイクル データベースに明示的なライフサイクル ポリシーがない Microsoft コンポーネントについては、サポートされるバージョンは、現在ダウンロードできる最新版になります。
コンポーネントに加えて、Visual Studio はいくつかのプロジェクトとプロジェクト アイテム テンプレートも使用します。 これらのテンプレートのサポートは、これらのテンプレートを提供するコンポーネントによって制御されます。 たとえば Python のテンプレートを使用する場合、テンプレートのサポートは Python Tools for Visual Studio のサポート ポリシーに従います。
フィードバックと提案
マイクロソフトでは、皆様からのフィードバックをお待ちしております。 また、何か問題がございましたら、Visual Studio の問題の報告ツールを使用してお知らせください。 また、Visual Studio Developer Community からも問題の追跡、提案、質問、他のユーザーからの回答の検索ができます。 お客様のフィードバックに基づき、引き続き Visual Studio の改善に努めてまいります。チームを代表し、御礼申し上げます。