Office プロジェクトでイベント ハンドラーを作成する

Visual Basic と C# では、いくつかの方法でイベント ハンドラーを作成できます。 デザイン ビューでは、コントロールをダブルクリックすることでコントロール用の既定のイベント ハンドラーを作成したり、[プロパティ] ウィンドウのイベント ペインを使用して、コントロールでの任意のイベント用のハンドラーを作成することができます。 ただし、コード ビューで作業している場合、イベント ハンドラーを作成するためにデザイン ビューに切り替えたくないことがあります。

対象: このトピックの情報は、ドキュメントレベルのプロジェクトおよび VSTO アドイン プロジェクトに適用されます。 「Office アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。

Note

次の手順で参照している Visual Studio ユーザー インターフェイス要素の一部は、お使いのコンピューターでは名前や場所が異なる場合があります。 これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。 詳細については、「Visual Studio IDE のカスタマイズ」を参照してください。

Visual Basic でイベント ハンドラーを作成するには

  1. コード エディターの上部にある [クラス名] ドロップダウン リストから、イベント ハンドラーを作成するオブジェクトを選択します。

    Note

    ThisDocument または ThisWorkbook のイベント ハンドラーを作成する場合は、[クラス名] ボックスの一覧で [(ThisDocument Events)]\((ThisDocument イベント)\) または [(ThisWorkbook Events)]\((ThisWorkbook イベント)\) を選択する必要があります

  2. コード エディターの上部にある [メソッド名] ドロップダウン リストから、イベントを選択します。

    Visual Studio によってイベント ハンドラーが作成され、挿入ポイントが新しく作成されたイベント ハンドラーに移動されます。 イベント ハンドラーが既に存在する場合、挿入ポイントは既存のイベント ハンドラーに移動します。

C# でイベント ハンドラーを作成するには

  1. 修飾されたイベント名の後にスペースを入力し、続いてスペースを入力せずに += と入力することで、クラスの Startup イベントにイベント デリゲートを作成します。 次に例を示します。

    this.<object name>.<event name> +=

  2. コード行の最後で、Tab キーを 2 回押します。

    Visual Studio により自動的にコード行が補完され、イベント ハンドラーが作成されて、新しく作成されたイベント ハンドラーに挿入ポイントが移動されます。