DXGKDDI_CREATEDOORBELL コールバック関数 (d3dkmddi.h)

[アーティクル]
02/23/2024

重要

一部の情報はプレリリース製品に関連しており、商用リリース前に大幅に変更される可能性があります。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。

OS は KMD の DxgkDdiCreateDoorbell コールバック関数を呼び出して、ハードウェアキューのドアベルを作成します。

構文

DXGKDDI_CREATEDOORBELL DxgkddiCreatedoorbell;

NTSTATUS DxgkddiCreatedoorbell(
  INOUT_PDXGKARG_CREATEDOORBELL pArgs
)
{...}

パラメーター

pArgs

[入力/出力]ドアベルを記述する DXGKARG_CREATEDOORBELL 構造体へのポインター。

戻り値

DxgkDdiCreateDoorbell は、KMD が指定されたハードウェアキューのドアベルオブジェクトを正常に作成できた場合にSTATUS_SUCCESSを返し、UMD はこのドアベルを使用して作業を送信できます。それ以外の場合は、適切な NTSTATUS エラーコードが返されます。 KMD からエラーコードが返された場合、UMD は作業の提出にドアベルを使用できません。

注釈

UMD が D3DKMTCreateDoorbell を呼び出してハードウェアキューのドアベルを作成すると、OS は KMD に対応する DxgkDdiCreateDoorbell 呼び出しを行い、KMD がドアベル構造を初期化できるようにします。

KMD の DxgkDdiCreateDoorbell 関数は、そのドアベルデータ構造のみを作成して初期化する必要があります。 DxgkDdiConnectDoorbell の後続の呼び出し中に行われるように、このドアベルオブジェクトに物理的なドアベルの場所を割り当ててはいけません。この遅延割り当てにより、ハードウェアキューとドアベルの作成時に物理的なドアベルが使い切られないことが保証されます。これは、UMD がコマンドを送信しないか、後でコマンドの送信を開始しない場合にのみ無駄になります。このようにして、物理的なドアベルは、実際に必要な場合にのみ使用されます。