D3DDDI_MULTIPLANE_OVERLAY_GROUP_CAPS構造体 (d3dumddi.h)

オーバーレイ プレーン機能のグループを指定するために、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーによって使用されます。

構文

typedef struct D3DDDI_MULTIPLANE_OVERLAY_GROUP_CAPS {
  UINT  NumPlanes;
  float MaxStretchFactor;
  float MaxShrinkFactor;
  UINT  OverlayCaps;
} D3DDDI_MULTIPLANE_OVERLAY_GROUP_CAPS;

メンバー

NumPlanes

機能グループ内のオーバーレイ 平面でサポートされるオーバーレイ 平面の数を指定します。

MaxStretchFactor

機能グループ内のオーバーレイ 平面でサポートされる最大ストレッチ係数を指定します。

ストレッチ ファクターは、最終的なストレッチ オーバーレイ 平面サイズと元のサイズの比率です。 たとえば、元のオーバーレイ平面が 100 x 100 ピクセルの場合、2.5 の値は 250 x 250 ピクセルに拡大できることを意味します。

このストレッチ ファクターをすべてのシナリオで適用できるとは限りません。 たとえば、この要素を使用して、複数のオーバーレイ プレーンから 1 つのオーバーレイ プレーンのみを引き伸ばすことができます。

MaxShrinkFactor

機能グループ内のオーバーレイ 平面でサポートされる最大圧縮率を指定します。

圧縮係数は、最終的な縮小オーバーレイ 平面サイズと元のサイズの比率です。 たとえば、元のオーバーレイ平面が 100 x 100 ピクセルの場合、値 0.25 は 25 x 25 ピクセルに縮小できることを意味します。

この圧縮係数をすべてのシナリオで適用できるとは限りません。 たとえば、この要素を使用して、複数のオーバーレイ プレーンから 1 つのオーバーレイ プレーンのみを縮小できる場合があります。

OverlayCaps

D3DDDI_MULTIPLANE_OVERLAY_FEATURE_CAPS列挙体の値のビットごとの OR として指定されたオーバーレイ機能。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2
Header d3dumddi.h (D3dumddi.h を含む)

こちらもご覧ください

D3DDDI_MULTIPLANE_OVERLAY_FEATURE_CAPS