FsRtlOplockIsSharedRequest 関数 (ntifs.h)
FsRtlOplockIsSharedRequest ルーチンは、日和見ロック (oplock) の要求が共有 oplock を必要とするかどうかを決定します。
構文
BOOLEAN FsRtlOplockIsSharedRequest(
[in] PIRP Irp
);
パラメーター
[in] Irp
要求された操作を宣言する IRP へのポインター。 呼び出し元は、IRP にIRP_MJ_FILE_SYSTEM_CONTROLの主要なコードとIRP_MN_USER_FS_REQUESTのマイナー コードがあることを確認する必要があります。
戻り値
FsRtlOplockIsSharedRequest は、oplock 要求が共有 oplock (つまり、レベル 2、R、または RH oplock) の場合に TRUE を返します。 FsRtlOplockIsSharedRequest は、oplock 要求が共有 oplock に対してではない場合、または IRP が oplock 要求でない場合に FALSE を 返します。 oplock 型の詳細については、「Oplock セマンティクスの 概要 」ページを参照してください。 ミニフィルターでは、 FsRtlOplockIsSharedRequest ではなく FltOplockIsSharedRequest を呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | FsRtlOplockIsSharedRequest ルーチンは、Windows 7 以降で使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | ntifs.h (Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= APC_LEVEL |