CcSetDirtyPinnedData 関数 (ntifs.h)

CcSetDirtyPinnedData ルーチンは、コンテンツが変更された固定バッファーのバッファー制御ブロック (BCB) をダーティとしてマークします。

構文

void CcSetDirtyPinnedData(
  [in]           PVOID          BcbVoid,
  [in, optional] PLARGE_INTEGER Lsn
);

パラメーター

[in] BcbVoid

ダーティとしてマークされる BCB 構造体へのポインター。

[in, optional] Lsn

このバッファーに関連付ける論理シーケンス番号 (LSN)。

戻り値

なし

解説

CcSetDirtyPinnedData は BCB をダーティとしてマークし、固定されたバッファーの内容がディスクに遅延書き込みされるようにします。 フラッシュ操作を遅延ライター以外の何らかの方法で実行する場合でも、固定バッファーの内容が変更されるたびに CcSetDirtyPinnedData を呼び出す必要があります。 これは、バッファーが読み取りアクセス専用に固定されている場合 ( CcPinRead または CcPinMappedData による) 場合に特に重要です。 読み取りアクセス専用に固定されたバッファーは変更できますが、CcSetDirtyPinnedData を呼び出してバッファーがダーティとしてマークされていない限り、その内容は自動的にディスクにフラッシュされません。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header ntifs.h (Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL <= APC_LEVEL

こちらもご覧ください

CcMapData

CcPinMappedData

CcPinRead

CcPreparePinWrite

CcUnpinData