RtlInitializeSid ルーチンは、セキュリティ識別子 (SID) 構造体を初期化します。
構文
NTSYSAPI NTSTATUS RtlInitializeSid(
[out] PSID Sid,
[in] PSID_IDENTIFIER_AUTHORITY IdentifierAuthority,
[in] UCHAR SubAuthorityCount
);
パラメーター
[out] Sid
初期化する呼び出し元によって割り当てられた SID 構造体へのポインター。
[in] IdentifierAuthority
SID 構造体で設定するSID_IDENTIFIER_AUTHORITY構造体へのポインター。
[in] SubAuthorityCount
SID で設定するサブ認証の数。 次の「解説」セクションで説明するように、サブ認証の値は個別に設定する必要があります。
戻り値
RtlInitializeSid は、次のいずれかを返します。
リターン コード | 形容 |
---|---|
|
SID が正常に初期化されました。 |
|
指定した SubAuthorityCount 値が無効です。 |
備考
RtlInitializeSid は SID のサブ認証の数を設定しますが、サブ認証の値は設定しません。 これは、RtlSubAuthoritySid 呼び出すことによって個別に行う必要があります。
セキュリティとアクセス制御の詳細については、ドライバー開発者向けの Windows セキュリティ モデルの と、Windows SDK のこれらのトピックに関するドキュメントを参照してください。
必要条件
要件 | 価値 |
---|---|
サポートされる最小クライアント | Windows 2000 |
ターゲット プラットフォーム の | 万国 |
ヘッダー | ntifs.h (Ntifs.h を含む) |
ライブラリ | NtosKrnl.lib |
DLL | NtosKrnl.exe (カーネル モード);Ntdll.dll (ユーザー モード) |
IRQL | < DISPATCH_LEVEL |
関連項目
RtlSubAuthoritySid を する
SID の