EVT_WDF_DEVICE_ENABLE_WAKE_AT_BUS コールバック関数 (wdfpdo.h)

[KMDF にのみ適用]

バス ドライバーの EvtDeviceEnableWakeAtBus イベント コールバック関数は、バスのデバイスの 1 つがバス上でウェイクアップ信号をトリガーできるようにするバス レベルの操作を実行します。

構文

EVT_WDF_DEVICE_ENABLE_WAKE_AT_BUS EvtWdfDeviceEnableWakeAtBus;

NTSTATUS EvtWdfDeviceEnableWakeAtBus(
  [in] WDFDEVICE Device,
  [in] SYSTEM_POWER_STATE PowerState
)
{...}

パラメーター

[in] Device

フレームワーク デバイス オブジェクトへのハンドル。

[in] PowerState

システムまたはデバイスがスリープ解除するシステム電源状態を識別する、SYSTEM_POWER_STATE型の列挙子。

戻り値

EvtDeviceEnableWakeAtBus コールバック関数でエラーが発生しなかった場合は、STATUS_SUCCESSまたはNT_SUCCESS(status) が TRUE と等しい別の状態値を返す必要があります。 それ以外の場合は、NT_SUCCESS(status) が FALSE状態値を返す必要があります。

NT_SUCCESS(status) が FALSE の場合、フレームワークはドライバーの EvtDeviceDisableWakeAtBus コールバック関数を呼び出します。

このコールバック関数の戻り値の詳細については、「 デバイスエラーの報告」を参照してください。

注釈

このコールバック関数を登録するには、バス ドライバーで WdfPdoInitSetEventCallbacks を呼び出す必要があります。

このコールバック関数の詳細については、「 System Wake-Up のサポート」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム ユニバーサル
最小 KMDF バージョン 1.0
Header wdfpdo.h (Wdf.h を含む)
IRQL PASSIVE_LEVEL

こちらもご覧ください

WdfPdoInitSetEventCallbacks

EvtDeviceDisableWakeAtBus