ExAllocatePoolUninitialized 関数 (wdm.h)
このルーチンは、 ExAllocatePoolWithTag のラッパーおよび置換オプションです。
Windows 10 バージョン 2004 より前の Windows バージョンをサポートするには、ExAllocatePoolUninitialized または ExAllocatePoolZero を使用します。
バージョン 2004 以降Windows 10をサポートするには、ExAllocatePool2 を使用します。
構文
PVOID ExAllocatePoolUninitialized(
__drv_strictTypeMatch(__drv_typeExpr)POOL_TYPE PoolType,
SIZE_T NumberOfBytes,
ULONG Tag
);
パラメーター
PoolType
POOL_TYPE パラメーター PoolType を定義します。
NumberOfBytes
SIZE_T パラメーター NumberOfBytes を定義します。
Tag
ULONG パラメーター Tag を定義します。
注釈
割り当てられたメモリ範囲を明示的にゼロにしない場合は、このラッパーを使用します。
ドライバーは、割り当てるバイト範囲内のメモリにのみアクセスする必要があります。 この範囲外のメモリにアクセスすると、プールが破損し、システムがクラッシュする可能性があります。
ExAllocatePoolUninitialized によって割り当てられるメモリが初期化されていません。 カーネル モード ドライバーは、このメモリをユーザー モード ソフトウェアに表示する場合 (特権のある可能性のあるコンテンツのリークを回避するため) 最初にゼロにする必要があります。
追加のガイダンスについては、 ExAllocatePoolWithTag の「解説」セクションを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 バージョン 2004 に WDK が必要です。 Windows 7 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムを対象としています。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
IRQL | IRQL <= DISPATCH_LEVEL (「解説」セクションを参照) |