PCI_COMMON_CONFIG 構造体 (wdm.h)

PCI_COMMON_CONFIG構造体は、呼び出し元割り当てバッファーが十分な長さであると仮定して、入力 BusDataType PCIConfiguration の HalGetBusData ルーチンまたは HalGetBusDataByOffset ルーチンによって返される標準の PCI 構成情報を定義します。

構文

typedef struct _PCI_COMMON_CONFIG : PCI_COMMON_HEADER {
  UCHAR DeviceSpecific[192];
} PCI_COMMON_CONFIG, *PPCI_COMMON_CONFIG;

継承

PCI_COMMON_CONFIG構造体は、PCI_COMMON_HEADERを実装します。

メンバー

DeviceSpecific[192]

使用できるデバイス固有の初期化情報が含まれます。

type0

ドライバーは HalAssignSlotResources を呼び出してこれらの値を構成し、他の構成ルーチンに渡されるバス相対値を取得します。

BaseAddresses

ベース アドレス。

Reserved1

予約済み。

ROMBaseAddress

ROM ベース アドレス。

Reserved2

予約済み。

InterruptLine

割り込み行番号。

InterruptPin

割り込みピン番号。

MinimumGrant

最小付与。

MaximumLatency

最大待機時間。

注釈

この構造体の特定のメンバーには読み取り専用の値があるため、それらをリセットしようとすると無視されます。 これらのメンバーには、 VendorIDDeviceIDRevisionIDProgIfSubClassBaseClassHeaderTypeInterruptPinMinimumGrantMaximumLatency が含まれます。

他のメンバーは一時的に読み取り専用です。つまり、システムによって正しい値に初期化されるため、ドライバーは読み取り専用として安全に扱うことができます。 ただし、バス マスター ドライバーが必要と判断した場合は、リセットできます。 これらのメンバーには、 CacheLineSizeLatencyTimer が含まれます。

要件

要件
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h、Miniport.h を含む)

こちらもご覧ください

HalAssignSlotResources

HalGetBusData

HalGetBusDataByOffset

HalSetBusData

HalSetBusDataByOffset