DOT11_OFDM_PHY_ATTRIBUTES構造 (windot11.h)

大事なネイティブ 802.11 ワイヤレス LAN インターフェイスは、Windows 10 以降では非推奨となりました。 代わりに WLAN デバイス ドライバー インターフェイス (WDI) を使用してください。 WDI の詳細については、「 WLAN ユニバーサル Windows ドライバー モデル」を参照してください。
 
DOT11_OFDM_PHY_ATTRIBUTES構造体は、直交周波数分割多重 (OFDM) PHY タイプに固有の属性を定義します。

構文

typedef struct DOT11_OFDM_PHY_ATTRIBUTES {
  ULONG uFrequencyBandsSupported;
} DOT11_OFDM_PHY_ATTRIBUTES, *PDOT11_OFDM_PHY_ATTRIBUTES;

メンバー

uFrequencyBandsSupported

PHY が動作可能な周波数帯域。 周波数帯域は、次の目的で定義されます。

  • ライセンスのない国の情報インフラストラクチャ (U-NII) バンド。
  • 欧州郵便通信(CEPT)バンドの会議。
  • 日本の 5 GHz バンド。
PHY でサポートされる周波数帯域は、次のビットマスクを使用して定義されます。
ビット 説明
0 下位 (5.15- 5.25 GHz) の U-NII バンドで動作できます。
1 中央 (5.25- 5.35 GHz) U-NII バンドで動作できます。
2 上部 (5.725-5.825 GHz) U-NII バンドで動作できます。
3 CEPT B (5.47-5.7253 GHz) バンドで動作できます。
4 日本より低い (5.15- 5 5.25 GHz) バンドで動作できます。
5 日本5.0(5.03-8 5.091 GHz)帯で運用できます。
6 日本4.9(4.9-5.0GHz)帯で運用可能。

注釈

ミニポート ドライバーは、 DOT11_PHY_ATTRIBUTES 構造体を介して 802.11 ステーションの PHY の属性を定義し、 OFDMAttributes メンバーをDOT11_OFDM_PHY_ATTRIBUTES構造体として書式設定します。 ミニポート ドライバーは、DOT11_PHY_ATTRIBUTES構造体で定義されている PHY が OFDM PHY の種類である場合にのみこれを行う必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。
Header windot11.h (Ndis.h を含む)

こちらもご覧ください

DOT11_PHY_ATTRIBUTES