IWDFFile3::GetInitiatorProcessId メソッド (wudfddi.h)

[警告: UMDF 2 は UMDF の最新バージョンであり、UMDF 1 よりも優先されます。 すべての新しい UMDF ドライバーは、UMDF 2 を使用して記述する必要があります。 UMDF 1 には新機能が追加されておらず、新しいバージョンのWindows 10では UMDF 1 のサポートが制限されています。 ユニバーサル Windows ドライバーでは、UMDF 2 を使用する必要があります。 詳細については、「UMDF を使用したはじめに」を参照してください。

GetInitiatorProcessId メソッドは、IWDFFile インターフェイスに関連付けられているイニシエーター プロセス ID を取得します。

構文

void GetInitiatorProcessId(
  [out] DWORD *pdwProcessId
);

パラメーター

[out] pdwProcessId

ファイルに関連付けられているイニシエーター プロセス識別子 (存在する場合) を受け取る場所のアドレスを指定します。 それ以外の場合、場所は 0 を受け取ります。

戻り値

なし

解説

Windows 8以降、システム コンポーネントはアプリの代わりに作成を発行する場合があります。 ドライバーは 、GetInitiatorProcessId を 呼び出して、作成操作が最終的に意図されているプロセスを決定できます。

作成操作にイニシエーター プロセスが関連付けられていない場合、GetInitiatorProcessId は 0 を返します。

フレームワーク ファイル オブジェクトの詳細については、「 Driver-created vs Application-Created File Objects」を参照してください。

VOID
STDMETHODCALLTYPE
CMyQueue::OnCreateFile(
    __in IWDFIoQueue *pWdfQueue,
    __in IWDFIoRequest *pWdfRequest,
    __in IWDFFile*  pWdfFileObject
    )
 ...
    IWDFFile3*  pWdfFileObject3 = NULL;
    HRESULT  hr = S_OK;
    DWORD initiatorProcessId;

    //
    // Obtain IWDFFile3 interface from IWDFFile.
    //
    hr = pWdfFileObject->QueryInterface(IID_PPV_ARGS(&pWdfFileObject3));
    if (!SUCCEEDED(hr))
    {
        goto Done;
    }
    pWdfFileObject3->GetInitiatorProcessId(&initiatorProcessId);
    ...


要件

要件
サポート終了 UMDF 2.0 以降では使用できません。
対象プラットフォーム デスクトップ
最小 UMDF バージョン 1.11
Header wudfddi.h (Wudfddi.h を含む)
[DLL] WUDFx.dll

こちらもご覧ください

IWDFFile3