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[Global Flags]\(グローバル フラグ\) ダイアログ ボックス

グローバル フラグダイアログ ボックスを使用して、すべてのフラグを名前で一覧表示するユーザーインターフェイスからグローバル フラグを設定およびクリアできます。 フラグの省略形や16進値を検索する必要はありません。

また、このダイアログ ボックスでは、コマンド ラインからは使用できない次の機能にアクセスできます。

  • デバッガ - 特定のプログラムが常にデバッガで実行されることを指定します。

  • 起動 - 指定されたデバッグ設定でプログラムを実行します。

  • カーネル特別なプールタグ - 特別なプール機能を設定します。

このトピックでは、次の手順について説明します。

ダイアログ ボックスを開く

システム全体のフラグの設定とクリア

カーネル フラグの設定とクリア

イメージ ファイル フラグの設定とクリア

フラグを使ったプログラムの起動

デバッガーでのプログラムの実行

特別なプールの構成

オブジェクト参照トレースの構成

プールのタグ付けは、Windows Server 2003 以降のバージョンの Windows では常に有効になっています。 これらのシステムでは、[グローバル フラグ] ダイアログ ボックスの [プールのタグ付けを有効にする] チェック ボックスは淡色表示になり、プールのタグ付けを有効または無効にするコマンドは実行できません。

[グローバル フラグ] ダイアログ ボックスで、イメージ ファイルの [ページ ヒープを有効にする] チェック ボックスを使用する際に注意が必要です。 このチェック ボックスは、イメージ ファイルに対してページ ヒープの検証が有効になっていることを示しますが、ページ ヒープ検証が完全であるか標準であるかは示しません。 チェック ボックスをオンにした場合は、イメージ ファイルに対して [ページ ヒープの完全な検証] が有効になります。 ただし、コマンド ライン インターフェイスを使用してチェックを実行した場合は、イメージ ファイルに対して完全または標準のページ ヒープ検証を有効にするかどうかを確認できます。

プログラムで完全または標準のページヒープ検証が使用可能かどうかを判別するには、コマンド行でgflags/pと入力します。 結果の表示では、 トレース は、プログラムに対して標準のページヒープ検証が有効になっていることを示し、 完全なトレース は、そのプログラムに対して完全なページヒープ検証が有効になっていることを示します。