エンクレーブ デバッグを開く
WinDbg バージョン 1.0.1908.30002 以降では、オープンエンクレーブ デバッグがサポートされています。 オープン エンクレーブ アプリケーションでは、ハードウェア ベースの高信頼実行環境 (エンクレーブとも呼ばれます) を利用します。 エンクレーブは、データとコード実行の機密性を確保する保護されたメモリ領域です。 これは、通常、 インテル ソフトウェア ガード エクステンション (SGX) などのハードウェアによって保護される、高信頼実行環境 (TEE) のインスタンスです。
オープンエンクレーブ SDKは、エンクレーブを利用するアプリケーションを開発するための、ハードウェアに依存しないオープン ソース ライブラリです。 詳細については、プロジェクト GitHub https://github.com/openenclave/openenclave。
WinDbg を使用して Open エンクレーブ アプリケーションをデバッグする方法については、「 WinDbg を使用した ELF エンクレーブのデバッグ」を参照してください。
debugrt DLL
Open Enclave のデバッグ機能の一部は、エンクレーブ デバッグ ターゲットの一部として読み込まれる debugrt DLL によって提供されます。 詳細とソース コードについては、debugrtプロジェクトのGitHub https://aka.ms/debugrt を参照してください。