.abandon (プロセスの破棄)
.abandon コマンドは、デバッグ セッションを終了しますが、ターゲット アプリケーションをデバッグ状態のままにします。 これにより、デバッガーが休止モードに戻ります。
.abandon [/h|/n]
パラメーター
/h
未処理のデバッグ イベントは続行され、処理済みとしてマークされます。 これが既定です。
/n
未処理のデバッグ イベントは、未処理のまま続行されます。
環境
このコマンドは、Windows XP および Windows の以降のバージョンでのみサポートされます。
アイテム | 説明 |
---|---|
モード | ユーザー モードのみ |
目標値 | ライブ デバッグのみ |
プラットフォーム | すべて |
追加情報
ターゲットがデバッグ状態のままになっている場合は、新しいデバッガーをアタッチできます。 詳細については、「ターゲット アプリケーションへの再アタッチ」を参照してください。 ただし、プロセスが破棄された後は、デバッガーをアタッチせずに実行中の状態に復元することはできません。