ソース ファイルの行番号は、MASM 式のすべてまたは一部として指定できます。 これらの数値は、このソース行に対応する実行可能コードのオフセットに評価されます。
手記 C++ 式の一部としてソース行番号を使用することはできません。 MASM および C++ 式の構文を使用する場合の詳細については、「 式の評価」を参照してください。
ソース ファイルと行番号の式は、グレーブ アクセント ( ` ) で囲む必要があります。 次の例は、ソース ファイルの行番号の完全な形式を示しています。
`[[Module!]Filename][:LineNumber]`
同じファイル名を持つ複数のファイルがある場合は、 ファイル名 にディレクトリ パス全体とファイル名を含める必要があります。 このディレクトリ パスは、コンパイル時に使用されるディレクトリ パスである必要があります。 ファイル名のみを指定するか、パスの一部のみを指定し、複数の一致がある場合、デバッガーは見つけた最初の一致を使用します。
Filename を省略すると、デバッガーは現在のプログラム カウンターに対応するソース ファイルを使用します。
LineNumber は、現在の既定の基数に関係なく、 前に 0x を付けない限り、10 進数として読み取られます。 LineNumber を省略すると、式はソース ファイルに対応する実行可能ファイルの初期アドレスに評価されます。
.lines (Toggle Source Line Support) コマンドを発行するか、WinDbg を起動するときに -lines コマンド ライン オプションを含めない限り、CDB ではソース行式は評価されません。
ソース デバッグの詳細については、「 ソース モードでのデバッグ」を参照してください。