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トレース セッションの基本オプション

次のリストでは、「ログ セッション オプション」ページで変更できる基本的なトレース セッション オプションについて説明します。

リアルタイム表示
リアルタイム トレース セッションを作成します。このオプションはデフォルトで選択されています。

[トレース イベント データをファイルに記録]、[リアルタイム表示]、またはその両方を選択する必要があります。

ログセッション名
トレースセッションの名前を指定します。 Windows の命名標準を満たす任意の名前を 1024 文字以内で選択します。 デフォルトは「LogSessionN」です。N は、セッションが作成される順序を表す 0 から始まる整数です。

トレース セッションに名前を付けた後は、その名前でセッションを参照できます (たとえば、TraceView コマンド ライン インターフェイスを使用している場合)。

トレース イベント データをファイルに記録する
トレースログセッションを作成します。

[トレース イベント データをファイルに記録][リアルタイム表示]、またはその両方を選択する必要があります。

ログ ファイル名
トレース ログ (.etl) のパスとファイル名を指定します。 このオプションは、「トレース イベント データをファイルにログ記録する」オプションが選択されている場合にのみ有効になります。

デフォルトでは、トレース ログは「LogSession_date_time.etl」という名前でローカル ディレクトリに保存されます。 名前または場所を変更するには、テキスト ボックスにパスとファイル名を入力するか、ディレクトリに移動するには省略記号ボタン (...) をクリックします。

注意

既存のファイルのパスと名前を選択すると、TraceView は警告なしにそのファイルを上書きします。

既存のログ ファイルに追加
ファイルを上書きするのではなく、[ログ ファイル名] ボックスで指定したトレース ログ ファイルの末尾にトレース メッセージを追加します。

このオプションは、「トレース イベント データをファイルに記録」が有効で、「リアルタイム表示」が無効な場合にのみ有効になります。 リアルタイム イベントを既存のトレース ログに追加することはできません。

TraceView では、指定したファイルがまだ存在しない場合でも、このオプションを選択できます。

コメント

トレース セッション名は、イベント トレース ログ (.etl) ファイル、TraceView 出力ファイル、または TraceView 概要ファイルには保存されません。 TraceView を使用してトレース ログを表示する場合、トレース セッションの名前としてデフォルトのセッション名「LogSessionN」が使用されます。N は、セッションの作成順序を表す 0 から始まる整数です。