IrqlApcLte ルール (wdm)

  • [アーティクル]

IrqlApcLte ルールは、ドライバーが IRQL <= APC_LEVEL で実行されている場合にのみ、 ObGetObjectSecurity および ObReleaseObjectSecurity を呼び出すことを指定します。

ドライバーモデル: WDM

このルールで見つかったバグチェック: バグチェック 0xA: IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL, バグチェック 0xC4: DRIVER_VERIFIER_DETECTED_VIOLATION (0x00020002)

テスト方法

コンパイル時

静的ドライバー検証ツール を実行し、 IrqlApcLte 規則を指定します。

コードの分析を実行するには、次の手順に従います。
  1. コードを準備します (ロール型宣言を使用します)。
  2. 静的ドライバー検証ツールを実行します。
  3. 結果を表示および分析します。

詳細については、 「静的ドライバー検証ツールを使用してドライバー の欠陥を見つける」を参照してください。
実行時

ドライバー検証ツール を実行し、 DDI コンプライアンス チェック オプションを選択します。

適用対象

ObGetObjectSecurityObReleaseObjectSecurity

関連項目

スピン ロックの使用中にエラーとデッドロックを防止するハードウェア優先度の管理