コマンド ストリーム

ドライバー レベルでは、命令は D3dDrawPrimitives2 の呼び出しの形式で提供されます。 入力構造体 D3DHAL_DRAWPRIMITIVES2DATA には、コマンド バッファーへのポインターが含まれています。 これは、D3DHAL_DP2COMMAND 構造体のシーケンスです。 これらの各構造体には、バッファー内のデータの後に続くデータの種類を指定する bCommand メンバーが含まれています。 この仕様は、D3DDP2OP_INDEXEDTRIANGLESTRIP などの D3DHAL_DP2OPERATION 列挙型の形式で提供され、テクスチャの状態を設定する場合は、D3DDP2OP_TEXTURESTAGESTATE になります。

つまり、D3DHAL_DP2OPERATION 操作コードは、コマンド バッファー内でそれに続く構造体の種類を指定します。 後続する構造体の数は、D3DHAL_DP2COMMAND 構造体のメンバーである共用体の wPrimitiveCount または wStateCount のいずれかのメンバーによって指定されます。 wPrimitiveCount メンバーはレンダリングするグラフィックス プリミティブの数を追跡し、wStateCount メンバーは処理する状態変更の数を追跡します。

ドライバーが操作コードを処理する方法の例については、「テクスチャ ステージの処理」を参照してください。