Share via


DirectDraw

このセクションでは、Microsoft DirectDraw インターフェイスとアーキテクチャについて説明し、DirectDraw ドライバー作成者向けの実装ガイドラインを提供します。 このガイドラインは Microsoft Windows 2000 以降を対象に書かれています。 読者は DirectDraw API に精通しており、Windows 2000 ディスプレイ ドライバ モデルをしっかりと理解している必要があります。

Microsoft Windows 2000 以降用の Microsoft DirectDraw ドライバーを作成するドライバー作成者は、次のヘッダー ファイルを使用する必要があります。

  • ddrawint.h には、DirectDraw ドライバーの基本的な型、定数、および構造体が含まれています。

  • ddraw.h には、アプリケーションとドライバーの両方で使用される基本的な型、定数、および構造体が含まれています。

  • dvp.h は、ドライバーが DirectDraw ビデオ ポート拡張機能 (VPE) をサポートしている場合に使用されます。

  • dxmini.h は、ビデオ ミニポート ドライバーがカーネル モードのビデオ トランスポート、DxApi インターフェイス (DXAPI_INTERFACE 構造体で指定された関数) のサポートが含まれている場合に使用されます。

  • ddkmapi.h は、 DxApi 関数にアクセスするためにビデオ キャプチャ ドライバーによって使用されます。 DirectDraw は、DxApi インターフェイスを呼び出します。

  • dmemmgr.h は、ドライバーが DirectDraw ランタイムに依存するのではなく、独自のメモリ管理を実行する場合に使用されます。

  • ddkernel.h は、ドライバーにカーネル モードのサポートが含まれている場合に使用されます。

  • dx95type.h を使用すると、ドライバー ライターは既存の Windows 98/Me ドライバーを Windows 2000 以降に簡単に移植できます。 このヘッダー ファイルは、2 つのプラットフォームで異なる名前をマップします。

ddraw.h ヘッダー ファイルは Windows SDK に付属しています。他のすべてのヘッダー ファイルは Windows Driver Kit (WDK) に含まれています。 Windows Driver Development Kit (DDK) には、 p3samp ビデオ表示ディレクトリ内の DirectDraw ドライバーのサンプル コードも含まれています。

DirectDraw ドライバー関数、コールバック、および構造体のリファレンス ページは、 DirectDraw ドライバー関数DirectDraw ドライバー構造体 にあります。

DirectDraw の詳細については、「 Windows SDK」を参照してください。 DirectDraw ドライバーライターは、質問とコメントを電子メール で directx@microsoft.comに送信できます。