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ヘッドマウントおよび特殊なモニター

Windows には、ヘッドマウント ディスプレイ (HMD) やその他の種類の特殊なディスプレイ シナリオのサポートが組み込まれています。 標準の Windows システム コンポジターであるデスクトップ Windows マネージャー (DWM) では無視されるため、これらの表示に対処できるのはカスタム コンポジターだけです。 さらに、HMD と特殊なディスプレイには、Windows によって次のプロパティが与えられます。

  • DWM では無視されるため、Windows シェルをこれらのディスプレイ (壁紙、デスクトップ アイコン、タスク バーなど) に拡張することはできません。
  • PC の使用中、OS は自動的に電源をオンにしません。
  • タッチ入力やマウス入力は受け取りません。
  • アプリは、アクセス モデルに従って、専用の制御とプレゼンテーションのためにそれらを取得できます。

Windows Mixed Reality ヘッドセットは、カスタム コンポジターによって制御される HMD の 1 つの例です。 パートナー IHV は、このドキュメントを使用して同様のソリューションを構築できます。

記事

ヘッドマウントおよび専用モニター用のEDID拡張

HMDや専用ディスプレイ用のカスタムコンポジターの構築

バージョン履歴

このセクションでは、Windows の特殊なモニター機能に対する変更の履歴を示します。 Windows のすべてのバージョンに変更があるわけではありません。

Windows 10, version 2004

Windows 10 Enterprise、Windows 10 Pro for Workstations、Windows 10 IoT Enterprise には、次の内容が適用されます。

  • HMD および特殊ディスプレイ用の Microsoft EDID 拡張機能のバージョン 3 で特殊化されたディスプレイのサポートを追加しました。
  • 設定を通じて、ユーザーが任意のモニターを "特殊化された" ディスプレイとして指定するためのサポートを追加しました。

Windows 10 Version 1809

  • Windows.Devices.Display.Core API ファミリを使用してパートナーの HMD コンポジターを構築するためのサポートを追加しました。 サポートされているデバイスは、HMDs バージョン 2 の Microsoft EDID 拡張機能に準拠している必要があります。

Windows 10、 バージョン 1709 (Fall Creators Update)

  • Windows Mixed Reality には、仮想現実デバイスのサポートが付属しています。 Windows Mixed Reality デバイスは、HMDs バージョン 1 の Microsoft EDID 拡張機能に準拠している必要があります。