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DEVPROP_TYPEMOD_LIST

  • [アーティクル]

Windows Vista 以降のバージョンの Windows においては、DEVPROP_TYPEMOD_LIST 識別子は、基本データ型識別子である DEVPROP_TYPE_STRING や DEVPROP_TYPE_SECURITY_DESCRIPTOR_STRING とのみ組み合わせることができるプロパティ データ型修飾子を表します。この識別子により、null で終わる Unicode 文字列の [REG_MULTI_SZ] リストを表すプロパティ データ型識別子が作成されます。

解説

DEVPROP_TYPEMOD_LIST は、DEVPROP_TYPE_EMPTY や DEVPROP_TYPE_NULL、DEVPROP_TYPE_SECURITY_DESCRIPTOR、または固定長の基本データ型識別子と組み合わせることはできません。

文字列リストを表すプロパティ データ型識別子を作成するには、DEVPROP_TYPEMOD_LIST のプロパティデータ型修飾子とそれに対応する DEVPROP_TYPE_Xxx 識別子の間でビットごとの OR を実行します。 たとえば、Unicode 文字列の REG_MULTI_SZ リストを指定するには、次のビットごとの OR を実行します: (DEVPROP_TYPEMOD_LIST | DEVPROP_TYPE_STRING)

NULL で終わる Unicode 文字列の REG_MULTI_SZ リストのサイズには、そのリストを終わらせることとなる最後の NULL が含まれています。

固定長データ値の配列を表すプロパティ データ型識別子を作成する方法については、 DEVPROP_TYPEMOD_ARRAYを参照してください。

要件

ヘッダー

 Devpropdef.h (Devpropdef.h を含む)

関連項目

DEVPROP_TYPEMOD_ARRAY