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情報ログ エントリの書き込み

次の例は、通常、アプリケーションが SetupWriteTextLog を呼び出して、警告メッセージまたはエラー メッセージではない情報エントリを SetupAPI テキスト ログに書き込む方法を示しています、

SetupWriteTextLog を呼び出してエラー メッセージをログに記録する方法については、「SetupWriteTextLog を呼び出してエラーや警告エントリをログに記録する」をご覧ください。

アプリケーションは SetupWriteTextLog を呼び出して、次のパラメーター値を与えます。

  • LogToken は、SetupGetThreadLogToken を呼び出すことによって取得されたか、「ログのトークン」で説明がある通り、システム定義のログ トークン値の 1 つであるログ トークン値に設定されます。

  • Category は、TXTLOG_VENDOR に設定されます。これは、ログ エントリがベンダーによって提供されたアプリケーションによって作成されることを示します。 イベント カテゴリの詳細は、「テキスト ログのイベント カテゴリの有効化」に記載されています。

  • Flagsは TXTLOG_DETAILS と TXTLOG_TIMESTAMP のビットごとの OR に設定されます。 この例では、インデントの深さは変更されず、現在のインデントの深さは以前設定されたモノスペース テキストスペース 5 個分です。 インデントの深さを変更する方法については、「インデントされたログ エントリの記述」をご覧ください。 イベント レベルの詳細は、「テキスト ログのイベント レベルの設定」の項目に記載されています。

  • MessageStr は TEXT("Variable of interest: = %d") に設定されます。

  • コンマ区切りのパラメーター一覧には、変数 SomeVariable が記載され、これは MessageStr の "%d" フィールドに対応します。

//The LogToken value was previously returned by call to
//SetupGetThreadLogToken or one of the system-defined log token values
DWORD Category = TXTLOG_VENDOR; 
DWORD Flags = TXTLOG_DETAILS | TXTLOG_TIMESTAMP;
DWORD SomeVariable = 1;   // The variable whose value will be logged

SetupWriteTextLog(LogToken, Category, Flags, TEXT("Variable of interest: = %d"), SomeVariable);

TXTLOG_VENDOR イベント カテゴリが有効で、デバイス インストール テキスト ログ用に TXTLOG_DETAILS イベント レベルが設定されている場合、このコードはデバイス インストール ログに次の形式でエントリを作成し、その際タイムスタンプは実際のタイム スタンプに置き換えられます。

     2005/02/13 22:06:28.109:    :  Variable of interest: Abc = 1