コールバック オブジェクト

カーネルのコールバック メカニズムは、ドライバーが要求し、特定の条件が満たされたときに通知を提供するための一般的な方法を提供します。

ドライバーはコールバック オブジェクトを作成でき、他のドライバーは、このドライバー定義のコールバックに関連付けられている条件の通知を要求できます。 さらに、システムは、ドライバーを使用する 3 つのコールバック オブジェクトを定義します。

すべてのコールバック オブジェクトには、名前と属性のセットがあり、オブジェクトの作成時に定義されます。 システム定義コールバック オブジェクトの名前 は\Callback\SetSystemTime\Callback\PowerState、そして \Callback\ProcessorAdd です。ドライバー定義のコールバックでは、これらの名前を重複させることはできません。

システム定義コールバックまたはドライバー定義コールバックから通知を要求するために、ドライバーはコールバック オブジェクトを開き、コールバック ルーチンを登録します。 コールバックに定義されている条件が true になると、その作成者は通知をトリガーします。 次に、システムはコールバックに登録されているすべてのコールバック ルーチンを呼び出します。

このセクションでは、以下のトピックについて説明します:

コールバック オブジェクトの定義

ドライバーによって定義されたコールバック オブジェクトの使用

システムによって定義されたコールバック オブジェクトの使用