ドライバーの WMI スキーマは、ドライバーが提供できる情報と WMI 要求に応答して実行できるメソッドを定義するデータ ブロックを記述します。 ドライバーのスキーマは、そのイベント ブロックも記述します。これは、WMI クライアント ユーザーが通知を要求したドライバーによって決定されたイベントが発生したときに、ドライバーが WMI に送信するデータ ブロックです。
ドライバー ライターは、マネージド オブジェクト形式 (MOF) でドライバーのスキーマを定義します。 MOF は、デスクトップ管理タスク フォース (DMTF) によって作成され、インターフェイス定義言語 (IDL) に基づいて作成された言語です。 ドライバーの MOF ファイルには、ドライバーが WMI に公開する各データ ブロックとイベント ブロックの MOF クラス定義が含まれています。
WMI データ ブロックの MOF クラス定義は、次の構文に従います。
[Required and optional class qualifiers]
classClassName : OptionalBaseClass
{
[key, read]
string InstanceName;
[read]
boolean Active;
[ Required and optional property qualifiers ]
datatype itemname1;
[ Required and optional property qualifiers ]
datatype itemnameN;
};
次のトピックでは、上記の構文要素について説明します。
WMI クライアントやその他の種類のアプリケーションに関連する MOF 構文の一般的な説明については、Microsoft Windows SDK を参照してください。