双方向通信スキーマ

双方向 (bidi) 通信スキーマは、プリンター属性の階層であり、その一部はプロパティで、その他は値 (または値のエントリ) です。

  • プロパティは、スキーマ階層内のノードです。 プロパティには 1 つ以上の子を含めることができ、この子には、他のプロパティまたは値を指定することができます。 プロパティには、値またはその他のプロパティの一覧を含めることができます。 フィーチャー、複合フィーチャー、または印刷システム属性 (ドライバー名など) を表すことができます。

  • は、1 つのデータ項目または関連するデータ項目のリストを表すスキーマ階層内のリーフです。 値には、名前、データ型、およびデータ値があります。 値に子要素を含めることはできません。 値はその名前で参照できますが、名前が値の親プロパティへのスキーマ パスに関連付けられている場合に限られます。

たとえば、次のクエリを使用すると、Staple プロパティのインストール済みの値にアクセスできます。

\Printer.Finishing.Staple:Installed

bidi スキーマは、bidi 拡張ファイルを作成することで拡張できます。 このファイルは、特定のドライバーに固有の新しいスキーマを定義する XML ファイルです。 bidi 拡張ファイル内のスキーマは、標準の印刷スキーマのサブセットであり、XSD ファイル (Bidi Extension Framework) のコンストラクトを使用して定義されます。

スキーマのプロパティと値の一覧については、「双方向通信スキーマの階層」を参照してください。 クエリを作成する方法については、「Bidi 通信スキーマ クエリの構築」を参照してください。 Bidi 通信スキーマのプロパティと値の詳細については、「Bidi 通信スキーマ リファレンス」を参照してください。

bidi 拡張ファイルをインストールする便利な方法は、ファイルをプリンター ドライバーの依存ファイルにすることです。 依存ファイルの詳細については、「プリンター INF ファイルエントリ」を参照してください。