このトピックでは、加速度計の閾値について説明します。
次の表に、加速度計で使用可能なしきい値を示します。 型列に記載されている型の詳細については、PROPVARIANT 構造を参照してください。
プロパティ キー | Type | 必須/オプション | 規定値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
PKEY_SensorData_AccelerationX_Gs | VT_R4 | 必須 | 0.1f | しきい値に達するために必要な x 軸に沿った加速度の増減の最小量です (g 単位)。 |
PKEY_SensorData_AccelerationY_Gs | VT_R4 | 必須 | 0.1f | しきい値に達するために必要な y 軸に沿った加速度の増減の最小量です (g 単位)。 |
PKEY_SensorData_AccelerationZ_Gs | VT_R4 | 必須 | 0.1f | しきい値に達するために必要な z 軸に沿った加速度の増減の最小量です (g 単位)。 |
加速度計ドライバーは、PKEY_SensorData_AccelerationX_Gs、PKEY_SensorData_AccelerationY_Gs、または PKEY_SensorData_AccelerationZ_Gs のしきい値が満たされたときに SensorsCxSensorDataReady を呼び出すことによって、サンプル測定値をセンサー クラス拡張に報告する必要があります。 各しきい値は軸ごとに測定する必要があります。 したがって、ドライバーは、軸のいずれかでしきい値条件が満たされるたびに SensorsCxSensorDataReady を呼び出す必要があります。 PKEY_SensorData_AccelerationX_Gs、PKEY_SensorData_AccelerationY_Gs、 または PKEY_SensorData_AccelerationZ_Gs が "0.0f" に設定されている場合、ドライバーは間隔が来るたびにサンプル測定値をセンサー クラス拡張に報告する必要があります。 このモードはセンサーサンプルストリーミングと呼ばれます。
しきい値に関係なく、センサー クラス拡張が EvtSensorStart コールバックを呼び出した直後に、加速度計ドライバーは毎回 1 つのサンプル測定値を報告する必要があります。 このサンプルは、初期サンプル読み取りと呼ばれます。
Note
また、設定されているしきい値に関係なく、PKEY_SensorData_Shake データ フィールドが変更された場合 (サポートされている場合)、加速度計ドライバーはセンサー クラス拡張にサンプル測定値を報告する必要があります。