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MSiSCSI_SecurityConfigOperations WMI クラス

MSiSCSI_SecurityConfigOperations WMI クラスは、インターネット プロトコル セキュリティ (IPsec) またはチャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) をサポートするためにイニシエーターが実装する必要があるセキュリティ構成方法を定義します。

さらに、事前共有キーを持つインターネット キー交換 (IKE) をサポートするイニシエーターは、次のメソッドを実装する必要があります。

IPsec 事前共有キーと iSCSI 認証資格情報 (つまり、ユーザー名とパスワード) の不揮発性キャッシュをサポートするイニシエーターは、ClearCache メソッドを実装する必要があります。 イニシエーターは、MSiSCSI_HBAInformation WMI class で適切なフラグを設定して、キャッシュを使用することを示す必要もあります。 特に、イニシエーターが事前共有キーをキャッシュする場合は、クラスの FunctionalitySupported メンバーに ISCSI_HBA_PRESHARED_KEY_CACHE フラグを設定する必要があります。イニシエーターが iSCSI 認証データをキャッシュする場合は、ISCSI_HBA_ISCSI_AUTHENTICATION_CACHE フラグを設定する必要があります。

MSiSCSI_SecurityConfigOperations クラスはストレージ ミニポート ドライバーの特定のインスタンスに関連付けられているため、ミニポート ドライバーは、ミニポート ドライバーが管理する特定の物理デバイス オブジェクト (PDO) の名前を使用してクラスを登録する必要があります。

イニシエーターが iSCSI 探索サービスと互換性を持つには、SetGenerationalGuid メソッドを実装する必要があります。

このクラスに属する各メソッドのマネージド オブジェクト形式 (MOF) 構文については、メソッドのリファレンス ページで説明されています。 次のトピックでは、これらのメソッドとそれに付随する構造体について説明します。

ClearCache

GetPresharedKeyForId

SetGenerationalGuid

SetGroupPresharedKey

SetPresharedKeyForId

SetTunnelModeOuterAddress