SetGenerationalGuid
SetGenerationalGuid メソッドは、イニシエーター HBA のキャッシュ内の情報に新しい GUID 値を割り当てます。
イニシエーター HBA は、多くの場合、特定のイニシエーター識別子に関連付けられている事前共有キー、キーのないイニシエーター識別子に既定で関連付けられているグループ キー、CHAP シークレットなどの認証情報をキャッシュします。 イニシエーターは、現在キャッシュ内にある情報のバージョンを識別する GUID を保持します。
iSCSI 探索サービスなどのサービス、イニシエーターのキャッシュされた情報を更新する管理アプリケーションは、キャッシュが変更されたことを示すためにこの GUID を変更します。 iSCSI サービスまたは管理アプリケーションが再起動された時に、イニシエーター HBA の GUID をチェックして、そのキャッシュ情報がイニシエーター上のキャッシュ情報と同期されていることを確認できます。
アプリケーションとサービスは、イニシエーターのキャッシュされた構成データを管理するために、以下の iSCSI WMI メソッドを使用することができます。
SetGenerationalGuid メソッドは、非公開の MSiSCSI_SecurityConfigOperations WMI クラスに属しています。 SetGenerationalGuid メソッドのパラメーターの説明については、SetGenerationalGuid_IN および SetGenerationalGuid_OUT 構造体のメンバーの説明を参照してください。 MSISCSI_SECURITYCONFIGOPERATIONS WMI クラスを実装するミニポート ドライバーは、HBA が情報をキャッシュする場合、このメソッドをサポートする必要があります。